2017年05月31日

そうじが継続する活動になるコツ、それは「言い方、やり方、巻き込み方」 加栄レース(株)

良い社風具現化プロデューサーは、「そうじ」を職場の活動として、経営者はもちろん社員全員で参加できるように支援します。目指すは、良い社風を作り業績を上げることです。

 織物の街、群馬県桐生市でインテリア製品、服地、リネン製造・販売をしている加栄レース株式会社では、昨年十一月から支援が始まりました。 

 当時の佐藤社長の一番の悩みは次のようなことでした。社長自身は会社を良くするためには、そうじをして良い環境を整える必要を感じてました。しかし現場の反応は、バラバラです。ある部門では、まったく受け付けてもらえない状況もありました。

 活動を始めるに当り、各部門のリーダーでチームを作り推進することにしました。

 支援開始後には、まず「そうじ」の活動が成功するための知識と方法を勉強します。また、毎日何分「そうじ」に使えるのかを決めて、その時間でどんなことができるのかを実習しました。その結果、毎日十〇分の「そうじ」を継続できて、日々キレイになっています。

 活動開始二か月目、チームのあるメンバーから問いがありました。 「社長、何のためにそうじをするのか、現場の人たちにどう言えば良いのですか?」とのことです。現場のリーダーとしては、ただ「そうじをして下さい。」では聞いてもらえなくてキツイということでした。社長の答えは「給与水準を業界トップにするためだよ。」。答えを聞いたメンバーは「・・・」。残念ながら、現場の人の心はそれだけでは全く動きませんでした。

 「会社を良くする」と言っても、経営者と社員では良い会社の意味は違ったようです。どうすればお互いがワクワクするような共通のゴールを創れるのか? その日から改めて「何のためにそうじをするのか?」を考え始めました。社長には、機会があるごとに「何のため?」を言葉にしてもらいます。その都度メンバーに「伝わった?」と確認をしてます。社長の言葉がメンバーの心をワクワクで揺さぶるまでこのやり取りは続くでしょう。うれしいことに、その間にも会社は日々キレイになっていっています。 

 ←この在庫を見える化すると

←この紙管で目論む佐藤社長

 「そうじ」の活動を練習の場として職場内での言い方、やり方、巻き込み方も磨きます。「そうじ」を使って、お互いに信頼できて成果を出すチームづくりを仕掛けていくのです。

 チームが機能して成果が出て、それをみんなで喜べるというのは、チームの醍醐味です。それを仕掛けていくことは、難題ながらも楽しみです。加栄レース株式会社では、その楽しさの渦が巻き始めました