2017年02月23日

環境整備を通じて気づきの感度を上げる!Mランド丹波ささ山校「そうじの力」

本日は、兵庫県篠山市にある自動車教習所、Mランド丹波ささ山校の環境整備「そうじの力」支援日。

同校は、ユニークな経営で知られる島根県益田市のMランド益田校(益田ドライビングスクール=MDS)の姉妹校です。

2年半前から、全社で環境整備「そうじの力」を取り入れています。

全社員を6班に分け、グループごとに担当エリアを割り当て、毎日短時間ですが、環境整備に取り組んでいます。

顕著な成果は、床磨き。

全員が毎日床磨きを実践することで、床面は眩しいくらいにピカピカに光っています。

同社で環境整備をする目的は、キレイにすることではありません。

結果としてキレイにはなるのですが、実はチームワークを醸成するのが大きな目的。みんなで一緒になって取り組むことで、コミュニケーションが活性化し、チームワークが育つのです。

床磨きひとつにしても、全員で顔を付きあわせながら、「ここはもっと磨いた方が良いのではないか?」「こうすればもっと光るのではないか」など、話し合いながら進めていきます。

実際、この取り組みを始めてから、経営者も社員も、社内のコミュニケーションが良くなってきた、と言っています。

もうひとつの目的は、「気づき」の感性を高めること。「気づき」はとても大事なことですが、どうやったら鍛えられるのか、方法論としては難しいのですが、環境整備をすると、「気づき」の感度が上がっていくのです。

毎回私の研修においては、この「気づき」を高めてもらうようにプログラムを組んでいます。

今回は、インストラクター控室をテーマにしました。

まずは、みんなで室内を見て、現状を確認します。

私から、「机上ゼロ」が守られていますか?と問題提起します。

完全な机上ゼロになっていないのです。中途半端なのですね。

ここであらためて、なぜ机上ゼロにする必要があるのか、考えてもらうために、ある実習をしました。

ひとつのデスクを題材にします。

これが、元の状態です。このデスクの上に、特定のインストラクター宛の伝言メモを置いたとしても、あまり目立ちません。場合によっては、見過ごしてしまうかも知れません。

これを、いったん無理やりに「机上ゼロ」にしてもらいました。

このデスクの上に、伝言メモが置いてあれば、すごく目立ちますね。つまり、すぐに気づく、見逃すこともない、ということです。

「異常感知能力」を高めるためには、常に環境をクリアに保つことが必要なのです。

この実習で、参加者のみなさんも、「なるほど」と納得してくれたようです。

今後は、妥協なく「机上ゼロ」に取り組んでほしいと思います。

今回、もうひとつ題材にしたのが、トイレ。

トイレも、便器はキレイにしていても、パーテーションの上にホコリが載っているのに気づかないことがあります。

あるいは、様式便器の便座の裏。ここもやはり「見えない所」なので、気づきにくいのです。

その場でみなさんに実習してもらいました。

こうした「見えない所」のそうじに取り組むことで、徐々に「気づき」の感度が上がってくるはずなのです。

車の安全運転を普及するのが使命のインストラクターたちにとって、この「気づき」の感性は、とても重要なことだと思うのです。

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