2017年04月10日

現状と課題を「体感」して共有すること

先日、旦那さんと一緒に、区の「パパママ学級」に参加してきました。

赤ちゃんの人形を使って、沐浴や着替えの練習をしたり、お父さんが妊婦体験をすることができます。

仕事に関わる気づきがあったのでシェアしたいと思います。

 

 

現状認識にはそもそもギャップがある。

私はお腹の赤ちゃんが大きくなっていくという”自身の体の変化”によって、「産まれたら必要なもの」や「部屋の環境」など、現状(家にないもの)と課題(用意しなければならないもの)について考えるようになってきました。

一方で旦那は、自分の体に変化がないので、「産まれてから買えばいい」と非常に楽観的です。

ここで既に、お互いの現状と課題の認識にギャップがあります。

 

これは職場内で言えば、上司・部下間や、部署間や、経営者・社員の関係性に当てはまると思います。

置かれている現場・自分に起こっていることがそもそも違うので、人(仲間)の「課題」や「現状」を、感覚として”自分ごと”とするのが難しいのです。

相手の話を聴くことで、言葉の上では理解できます。でも、それは”実感”ではありません。

感覚が共有できないと、「本当に困っていること」がうまく伝わらないモヤモヤが生じたり、「そんなことわかってるよ」というアドバイスにうんざりしたりと、真の問題解決のためのステップになかなか進むことができないのではと感じます。

 

一緒に手を動かし、課題を共有すること。一緒に解決すること。

沐浴体験は、旦那主体・私サポートという形で実践。「これを毎日やるのか…(^ω^;)」という相当なインパクトを、2人で共有できました。

・沐浴のやり方を知らないという”現状認識”。

・手を動かすことによって「これが不便」「こうした方がいいんじゃないか」に気づく”課題の共有”。

・沐浴を無事やり遂げるという”課題解決”。

目で見たり、耳で聞いたりするだけとは全然違う感覚を、手を動かすことによって実感することができました。

感覚を共有すると、「こんな道具を揃えた方がいいんじゃないのか」「ベビーバスの置いてある机の高さが重要だ」と、さらに具体的な”現状”と”課題”が出てきました。

“個々”から、共通の課題をもった”同志”となった感じです。

 

支援先の現場でも同じような場面に出会います。

自分のテリトリー以外の箇所を見た時に、「なんで元の場所に戻せないんだ」や「どうして終わったものをそのままにしておくんだ」と思っていたことが、一緒にそうじをすることによって、”現状”と”課題”を認識できます。

「うまくいかなかった原因が、全然別の場所にあることがわかった」ということもあります。

例えば、業務フローの問題だったり、人間関係だったり、経営のあり方そのものだったり…。

 

皆が働く”場”の問題は、全員に関わる問題です。小さな問題も、大きな問題の芽です。

「社長も一緒に取り組む」という意義は、私はこの「共有」にあると思います。

 

 

実感を共有すると優しくなれる。

もうひとつ感じたことは、「実感を共有すると人に優しくなれる」ということ。

すなわち、相手の状況を慮ることができるということです。

妊婦体験をした旦那は、靴ひもを結ぶことが大変だと感じたようす。

「大変だと聞いてはいたけれどこれほどとは」と、体感することで実感するようでした。

 

「相手の立場で考えろ」という言葉を受けて相手の状況を想像することよりも、相手の抱えているものを、ちょっとできることを手伝って共有すること。

その方が、お互いの距離が近づき、問題解決に繋がりやすいように感じます。

 

仕事の上でも、”現状と課題、そして問題解決を「体感」して共有する場”を、皆さんと一緒に沢山作っていきます。

結果、社内のコミュニケーションが活性化され、課題やアイディアがどんどん出せる・仲間がもっと好きになる、風通しの良い環境を生み出せて行けたらと思います。

 

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