2017年02月22日
徹底したそうじが感度を上げる!益田市給食センター「そうじの力」
本日は、島根県の益田市立高津学校給食センターの環境整備「そうじの力」の支援日。
同センターの運営を、弊社の支援先である(株)益田クッキングフーズが、市から受託して行っています。
毎月1回訪問して、現場を見ながら、いろいろなアドバイスを行っています。
給食センターにとって、安全・安心な食事を間違いなく提供することが最大の使命です。そのためにはそうじは欠かせません。
しかし、単に「キレイにする」だけのそうじでは不十分です。
細部にまで徹底した環境整備を行うことで、社員一人ひとりの「気づき」の感度が上がり、安全・安心な給食を提供できると考えます。
まず、社員の駐車場です。
見事に揃っています。
そして、厨房用の靴に履き替えるための靴箱。
これも、見事に揃っています。
何でもないようなことですが、こうしたことも意外にできないものです。同センターでは、昨年4月の開設時から全社一丸となって環境整備に取り組んできた結果、こうしたことが自然に行えるようになってきました。
同センター職員の特長は、「素直さ」。私がいろいろと指摘したり提案したりすることを、すぐに実行に移してくれます。
たとえば、野菜を下処理(水洗い)する際に出る野菜くず。これを今までは、シンクの縁に載せて、後で回収していました。しかし、それだと回収が面倒な上に、シンクも汚れます。
そこで前回、私の方から、穴あきのビニール袋を用意して、そこに野菜くずを入れていけば、処理も楽になるのではないか、と提案したところ、さっそく採用してくれました。
オレンジ色のものが、穴あきビニール袋です。これで作業性も良くなったとのこと。
また、戻ってきた食器や食缶を洗浄する洗浄機の内部に汚れが溜まっており、前回私の方で指摘したのですが、それがきちんとキレイになっていました。
これには脱帽です。
こうした地道な環境整備によって、着実に職員の「気づき」の感度も上がってきているようです。
小さなミスは多少あるようですが、今のところ、大きな事故は起きていません。彼らの努力によって未然に防げている点が多々あるようです。
こうして、今日もおいしくて安全・安心な給食を提供しています。