2017年03月27日
「そうじの力」で安全・安心な給食を!益田市給食センター
本日は、島根県の益田市立学校給食センターの「そうじの力」支援日。
同市内の全小中学校(22校)に約4,200食の給食を提供しています。
同センターでは、「そうじの力」を通じて安全・安心な給食を提供しようということで、特にそうじに力を入れています。
毎月1回、私が訪問し、実地でアドバイスしています。
既に学校は春休みに入り、稼働は止まっています。
本日は、普段稼働している時にはできないそうじをしようということで、休み中ですが、職員さんたちに出てきてもらいました。
洗浄機の側面カバーを外してそうじ
たとえば、洗浄機の内部。機械のカバーを外して、内側をそうじします。
普段、時間に追われる中では、なかなか内部にまでは手が入りませんが、こうしてあらためて内部をそうじすると、内も外も清潔になります。
洗浄機周辺の床面のそうじ
洗浄機周辺の床面も、汚れやすいエリアです。普段から力を入れてそうじをしていますが、それでも行き届かない点もあります。排水パイプの立ち上がりの窪みなども、入念にそうじをしていきます。
グレイチングのそうじ
グレイチングも、普段から裏返してそうじはしているのですが、いつもは時間に追われて、ざっとしかできません。今回は時間をかけて徹底的に汚れを落とし、ピカピカにしました。
フライヤーの内部も、普段からしっかりと分解そうじしていますが、底面についた焦げ付きがなかなか落ちませんでした。
今回、たっぷりと時間を取り、洗剤も吟味して、黒い焦げ付きを落としました。
フライヤー底面の焦げつきビフォア
フライヤー底面アフター
最後はミーティングをして、今回の反省を次につなげます。
「そうじは気づきの訓練」と言われます。
同センターは、一年前の開設から、大きな事故もなく、安全で安心なおいしい給食を提供してきています。
そうじを通じた、職員のみなさんの「気づき」の感度の高さが、それを可能ならしめているのではないでしょうか。
そして、いつも感心するのは、みなさんのチームワークの良さです。
今回のミーティングにおいても、「普段とは違う班分けでそうじをすることで、コミュニケーションが深まって良かった」との感想がありました。
4月からの新学期も、この調子で運営していってほしいです。