2017年04月06日
みんなでやるから楽しくなる!小池勝次郎商店「そうじの力」
本日は、埼玉県深谷市で、農業用資材の小売店と農産物直売所を経営する(株)小池勝次郎商店の「そうじの力」支援日。
環境整備の活動を通じて「気づき」を養い、コミュニケーションを促進し、チームワークを良くするのが、この活動の目的です。
だから、単にキレイにするだけでは、目的に適っていないのです。みんなでやることに意味があります。
少し停滞気味だった同社の活動も、「みんなでやる」ことで活性化してきたようです。
懸案だったそうじ道具置場。
業種を生かして、単管パイプや農業用ハウス部品を組み合わせて、工夫して置場を整えました。
良い感じに仕上がってきました。以前に比べて、各段に分かりやすく、取り出しやすくなりました。
なにより、「みんなで整備することで、楽しいという感想が出るようになった」とのこと。これが嬉しいですね。
農業用ビニルハウスの部品を置いてある倉庫の内部も、棚を増設することで整頓する体制が出来ました。担当する工事部の人たちが、ワイワイ言いながら組み立ててくれたそうです。
もちろん、まだまだ課題はたくさんありますので、巡回しながら、改善策を考えていきました。
今回は最後に、トイレそうじ実習を行いました。
トイレそうじの目的は二つあります。
ひとつは、トイレをキレイにすることそのもの。トイレは一番汚れる所です。そして、誰もがそうじをしたくない所です。だからこそ、その店の姿勢はトイレに現れます。しっかりとした手順でトイレをキレイにしてもらいたいのです。
もう一つは、トイレそうじは「気づき」の訓練になるということです。
表からは見えない便器のヘリを鏡で覗いてみると、汚れが溜まっていてビックリしたりします。水濾を取り外して裏側を見てみても、同じようなことがあります。こうしたことを通じて「気づき」の感度が上がっていくのです。
ですから実習においては、「外せるものは外す」「見えない所を重点的に」と説明して、取り組んでもらいました。
同社の取り組みに、エンジンがかかってきました。
小池博社長も、やる気十分です!
引き出しの中をくり抜きして
ご機嫌な小池博社長