2017年04月12日
「安心・安全なお弁当づくり」のその先へ|ハートクック
本日は、島根県益田市を本拠とする給食・仕出し業の(株)益田クッキングフーズ、愛称「ハートクック」の「そうじの力」支援日。
毎月1回訪問して、現場を回りながら、環境整備についてのアドバイスをしています。
厨房施設である以上、清潔にするのは当たり前ではありますが、実際にはそうはなっていないのがこの業界の現状です。
同社においても、いろいろな課題があり、それを少しずつ改善していきました。
ようやく、こうした環境整備の取り組みが習慣づいてきた感じがあります。
まず煮炊き用のコンロ。
以前は鍋からの吹きこぼれなどで汚れて、錆も出ていました。それを現場の社員さんたちが一生懸命に磨いて、このようにピカピカになっています。
それから、厨房のなかでも一番汚れるフライヤー。
揚げ物の油は放っておくと固まってこびりついてしまい、そうじするのが大変です。
以前は油でギトギトだったこのフライヤーも、ツルツルピカピカに保たれています。
さらに、お弁当を盛り付けるためのコンベヤ。
毎日、数百食のお弁当をコンベヤ上で盛り付けていくので、当然ながら汚れます。
以前は汚れても汚れっぱなしだったこのコンベヤも、こうしてキレイにしていく習慣がついてきたようです。
しかも、キレイなのはコンベヤ表面だけではありません。
肝心なのは「裏」です。
コンベヤを回すローラーが下部についているのですが、これが汚れるのです。また、「見えない所」にあるため、「なんとなく」そうじをしていたのでは、見落としてしまいがちです。
このローラーも、ピカピカです。こうした「見えない所」まで清潔にする習慣がついてきたことを、とても嬉しく思います。
とはいえ、まだまだ課題はたくさんあります。
「そうじの力」委員会のメンバーで、厨房内を巡回しながら、現状と課題を確認し、改善策を共有していきます。
同社においては、この“そうじ”(=環境整備)の取り組みを通じて、業務そのもののあり方を見直していこうという気運になりつつあります。
特に、社長、常務をはじめ、「そうじの力」委員会メンバーは、
どうすればもっとおいしい料理を提供できるだろうか、
どうすればもっと効率よく仕事ができるだろうか、
どうすればもっと快適な職場にできるだろうか、
ということを真剣に考えています。
環境整備に終わりはありません。特に厨房施設においては、安心・安全な食事を提供するために、一時も欠かせないのが環境整備です。
同社の内谷重信社長も、並々ならぬ決意で取り組んでいます。
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