2017年04月19日
進歩するために必要な「全部出す」こと|共生印刷
本日は、兵庫県尼崎市の共生印刷(株)の「そうじの力」支援日。
同社はクリーニング屋さんで使う「タグ」の印刷をしている会社です。
約半年ほど前から、全員で整理・整頓・清掃に取り組んでいます。
少しずつですが、工場内がすっきりしてきました。
一方で、なかなか思うように進んでいない面もあります。
「手を入れた」という部分も、以前とあまり変わり映えしないように感じられることもあります。
これはちょっと、整理・整頓における「コツ」が掴めていないのかもしれません。
そこで今回は、実習で、狭い箇所をターゲットにして、そこにあるものすべてを、いったん出してもらいました。
すべてのものを出すと、必ず「これ何?」というものや、明らかな不要物が出てきます。
また、モノが積み重なっている下の部分には、大量のゴミやホコリが溜まっていたりします。
不要な物を捨て、ゴミやホコリを除去し、必要な物は雑巾でキレイに拭いて、分かりやすく元に戻します。
この過程で、「これは本当にこれだけの分量が必要なのだろうか?」とか、「もっと取り出しやすい置き方はないだろうか?」という問題提起が出てくるはずなのです。
それには、こうした「いったん全部出す」方法が非常に有効です。
ちょろっと見て、「ああ、ここにあるものはすべて必要なものだ」と判断してしまうと、進歩することができません。
ミーティングにおいても、この「いったん全部出す」ことを、一カ所ずつ、コツコツと進めていこう、ということで話がまとまりました。
次回訪問時までに、どのくらい進んでいるか、楽しみです。
同社では、環境整備活動についての壁新聞を作っています。
工場部門の壁新聞
本社(営業)部門の壁新聞
カチッとした「報告書」よりも、社員さんたちが目を通しやすい、暖かい雰囲気ですね!
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