2017年04月21日
「そうじの力」で丁寧な作業を!益田市立高津学校給食センター
本日は、島根県の益田市立高津学校給食センターの「そうじの力」支援日。
同センターは、私が環境整備をお手伝いしている(株)益田クッキングフーズ(愛称:ハートクック)が益田市からの委託を受けて運営しています。
昨年4月の開設から一年弱。
毎日11時までに出荷しなければならないという時間との闘いの中、おいしく、しかも安全な給食を提供しなければならないという、厳しい制約条件下での運営です。
これまで大きな問題もなく運営できており、各方面からお褒めの言葉もいただいているようです。
そこには、原材料に混入している異物を発見して除去したり、問題があったときに素早く対応するなどの、不断の努力が隠されています。
内谷重信社長は、その原動力のひとつが、「そうじの力」だとおっしゃっています。
裏や奥、隅まで妥協なくそうじをすることで、「気づき」の感度が上がり、安全で衛生的な調理につながるのではないでしょうか。
実際、厨房内はどこもピカピカの状態が保たれています。
そんな素晴らしいセンターにおいて、私は毎回、あえて「重箱の隅をつつく」ような指摘をしています。完全な嫌われ者です(笑)。
その心は、「もっともっと気づきの感度を上げてほしい、もっともっと丁寧に調理してほしい」という気持ちなのです。
職員さんたちは、そんな私の無理な要求を、素直に受け止めてくれます。
今回、朝から夕方まで、彼らの動きを観察していましたが、以前よりも明らかに要領が良くなっています。テキパキとして、無駄がありません。チームワークもばっちりです。
何より驚いたのは、調理の空間を汚さない彼らの動きです。以前ならば、食材をかき混ぜる際に、周囲に食材や調味料や汁が飛び散っていました。
和え物を混ぜる際にも、ほとんど飛び散らない
しかし今は、ほとんど飛び散りません。丁寧に作業しているのがよく分かります。
汁につけたりゴマを振ったりしても、周囲に飛び散りは少ない
しかも、それで余計に時間がかかるかというと、まったく逆で、以前よりもはるかに短時間で調理を終えることができています。
丁寧に、かつ手早く。もちろん、安全で衛生的に。素晴らしいです!
出荷した後のそうじも徹底的です。
炊飯器の部品を分解してそうじする
機械は、分解できる部分はすべて分解して、隅々までキレイにします。
そのおかげで、フライヤーもピカピカです。
ピカピカなフライヤーの底面
今後もこの調子で、安全・安心な給食を提供し続けていってほしいと思います。