2017年04月22日
「動かす」ことで、いろいろなことが見えてくる!|旭総合サービス
本日は、群馬県前橋市にある消防設備などの設計施工業、(株)旭総合サービスの「そうじの力」支援日。
現在、3か月に1回訪問して、同社の環境整備の取り組みをお手伝いしています。
扱う機器や部品、道具などが多い業種ゆえ、社内を整えていくのは大変ですが、少しずつ整理・整頓を進めています。
訪問すると、唐鎌社長をはじめ、参加者のみなさんと一緒に、倉庫、廃棄物置場、駐車場(車両)、事務所などを巡回して、現状と課題を共有していきます。
私はいつでもどこでも、「まずは整理、つまり不要なものを捨てることが最優先。そして整理ができたら整頓、つまり置場を決めて明記することを進めましょう」と言っています。
同社においては、整理はほぼ終えて、現在は整頓に取り掛かっているところです。
表示と標識が施された倉庫の備品
整頓において要となるのが、表示と標識です。表示は「物」に明記することで、標識は「置場」に明記することです。倉庫内の道具類は、だいたい表示と標識が施されています。
細かな作業をする作業台の引き出しを開けてみると、写真を利用した定位置化が行われていて、社員さんたちが、仕事の合間に少しずつ改善を進めていってくれていることが分かります。
こんなふうに、倉庫内はかなり整ってきました。
一方で、事務所内はまだまだ手つかずです。
書類の整理・整頓が課題です。
今回、カタログの棚を題材にして、5分間のミニ実習をしてもらいました。
棚の一段だけを対象に、中にあるものをいったんすべて出して、要るものと要らないものに分け、要らないものを処分します。
カタログ棚の整理実習のようす
最初は、「ここにあるカタログは、だいたい要るんですよ」というような雰囲気だったのですが、やってみると、意外に処分できるものが多いことが分かりました。
このように、対象となるものを「動かす」ことで、いろいろなことが見えてくるものです。
わずか5分間でも、結構な改善ができるものです。
ぜひ今後も、小さな細切れ時間を使って、「動かす」ことで環境整備を進めていってほしいと思います。
「我が社の環境整備、なんだか社員がつまらなそう」
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