2017年08月22日
社長の想いが会社を動かす!マツバラ「そうじの力」
本日は、岐阜県関市の鋳造業、(株)マツバラの「そうじの力」支援日。
鋳造業という、火花と粉塵が飛び散る過酷な環境において、環境整備(整理・整頓・清掃)に取り組んで6年半が経ちます。
この過酷な環境をキレイにするのは容易なことではありません。
それでも。現場の社員さんたちは、せいいっぱいそうじに取り組んでくれています。
今回、行ってみてびっくりしたのですが、現場のトイレが新しくなっていました。
以前のトイレは、創建当時からのもので、かなり古いものだったのですが、松原史尚社長が手を突っ込んでそうじをしてキレイにしていました。
それでも、老朽化が進み、壊れて使えなくなる便器が増えるなどして、不便な状態にありました。
社長が、「社員が気持ちよく使えるように、新しくしたい」とおっしゃっていたのを思い出します。
この社長の想いは、社員にも十分に伝わっているようで、ある社員などは、「自分も自主的にそうじしたい」と言っていました。
さて、毎回、私が訪問すると、広い工場内を事務局メンバーと一緒に巡回します。
前回までの課題が改善されているかどうか、また、新たな課題がないかどうか、現場を歩きながら、確認していきます。
今回は、いくつかの部署で、前進が見られました。
工具類を整頓した部署。
オイルがジョッキから漏れて台を汚さないよう、受け皿を置き、吸着マットを設置した部署。
こちらの棚は、粉塵や油が飛んで中身が汚れないように、分厚い透明なカーテンを取り付けたところです。
こうした工夫・改善を進めた部署の担当者の表情は、やはり自信に満ちています。
彼らのそういう表情を見るのは、とても嬉しいものです。
お昼は、定例の「パワーランチ」。社長と「おそうじパワーアップ活動」の委員会メンバーが集まり、豪華お弁当を食べながら、そうじについての情報交換・意見交換を行います。
ここ何回かのテーマは、「いかにマンネリを打破するか」。
6年半活動を続けていれば、やはりどうしてもマンネリ化してしまいます。
それをどう打破するのか、各メンバーから意見を出してもらいました。
かなり突っ込んだ忌憚のない意見も出ました。
また、それに対して、社長からも熱いメッセージが伝えられました。
結論は出ませんでしたが、こうした社長とメンバーの熱い想いが、間違いなく会社を変えてゆきます。