2017年11月22日

“そうじ”は、「人」を責めずに「システム」の問題を見つけ出す

「環境整備をすると、社内がギスギスとした雰囲気になってしまう」

こんな苦い経験をお持ちの社長さんは多いです。

環境整備チェックで、社員さんに「ダメ出し」していませんか?

今日は、「環境整備って楽しい!」と思ってもらえるコツをご紹介します。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早 祥一郎です。

 


「人」を責めずに「システム」の問題を見つける

 

本日は、兵庫県丹波市の(株)森田石材店での「そうじの力」研修日。

今回は、営業拠点である滝野店での研修会です。

 

本社の加工場などでは、石材の在庫の整理や切削粉塵の清掃などが大きなテーマとなりますが、営業拠点におけるそうじのテーマは、なんといっても書類の整理。

同店においても、書棚の整理などを進めていますが、各人のデスク周りについては、まだまだ手が入っていないようです。

 

そこで今回は、ある方のデスクを題材にして、実習をしました。

デスクマットの間に、いろいろなものを挟んでしまっています。

重なってしまって、結局、内容が見えません。

思い切って、デスクマットを撤去しました。

こういう場合、本人だけでは、なかなか思い切れないものです。

だから、周りが茶々を入れることが、本人の背中を後押しする力になります。

「これ、いらんやろ~!」「見えてへんやんか(笑)」などの野次が飛びます。

 

ここで絶対に守ってほしいのが、「相手を責めない」こと

誰かを吊るしあげたり、貶めたりするために行う実習なのではなく、「会社の現状」を明らかにするための実習なのです。

 

例えば、書類を溜め込んでしまっているということは、未消化の仕事を溜め込んでしまっているのかもしれません。

それに対して、周囲の人がその状況を理解しておらず、フォローしきれていないということなのかもしれません。

そうだとしたら、毎月の営業会議で立てる目標への根本的な対策をしていないということになります。

 

そういった「現状」から社内の課題を見つけ、解決策をみんなで模索していく。

一人の問題は、会社全体の問題。

「人」ではなく、「社内のシステム」に問題点を見つけていくのが”そうじ”なのす。

 

 


社長も社員も関係ない!聖域は作るな!

 

机上がクリアになったので、続いて、デスクの引き出しの中の整理です。

まずは、いったん全部出して、要るものと要らないものを仕分けます。

ここでも、やはり本人だけでは、なかなか進みません。

周囲の茶々が、後押しします。

ちなみに、ウキウキしながらデスクに手を突っ込んで掻き回しているのは、同社の森田茂樹社長です。

後ほど、社長の机にも、社員さん総出でチェックとツッコミが入ります(笑)。

 

“そうじ”で大切なのは、「聖域を作らない」こと

社長であっても、すべてさらけ出していただきます。

ひとつの例外は、せっかく「みんなで決めたルール」をどんどん侵食していきます。

特に社員に一番に手本を見せなければならない社長が、「恥ずかしいから」と隠したりするのはもっての外!

恥ずかしいところを、堂々と見せましょう。

 

 


“そうじ”は問題の発見と解決方法を探るきっかけ。

 

モデルになっていただく本人にとっては、恥ずかしい面、面倒くさい面、苦痛な面もあるでしょう。

それでも、感想発表の場では、「こういうキッカケがないと、なかなか思い切れないので、今日は良かった」とコメントしてくれました。

そうじは、一人でやらずにみんなでやる。

それによって問題が見つかり、解決策を考え合う。

そのプロセスがコミュニケーションを促進する。

結果として、環境もきれいに整っていく。

それが「そうじの力」なのです。

 


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