2018年04月18日

表面からは見えない「組織の問題」、掴む糸口は「モノ」にあり!

「人から見えるところだけキレイ」

この言葉、裏を返すとどうなるでしょう?

 

「人から見えないところは汚くてもOK!」

という言葉になります。

 

個人の家であればそれぞれの自由でしょうから、それでも良いと思うのですが、会社は「公器」。

机ひとつとっても、「個人のもの」ではありません。

 

だからこそ、見えないところに気を付けたいもの。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早 祥一郎です。

 

今日は、「見えないところに組織の問題が隠れている」お話。

 

 


「平行移動」は単なる「問題の先送り」

 

本日は、兵庫県丹波市を本拠とする(株)森田石材店の「そうじの力」研修日。

活動を開始して、8か月ほどが経ちました。

 

★前回の記事はこちら!

 

同社には、営業拠点として2つの店舗があります。

今回は、お隣の篠山市にある篠山店に研修メンバーが集まり、店舗を題材にした研修を行いました。

 

着実に活動が進んでいるようすです。

約半年前の前回訪問時に比べて、店内は格段にスッキリとしてきました。

 

こちらは、活動前の事務所。

 

そしてこちらが今回訪問した際の事務所。

デスクはほぼ机上ゼロになりました。

窓を遮っていた背の高い棚は撤去され、明るい日差しが窓から事務所内に差し込んでいます。

 

しかし、いつも強調していることですが、「そうじの力」とは、決して見栄えを良くする活動ではありません。

 

「そうじ」というツールを通じて、

 ・各人が本来の持てる力を発揮できるようにすること

 ・互いに気持ち良く仕事ができるようにすること

が、その主眼なのです。

 

そういう意味で、表面はキレイになったとしても、肝心は中身だということになります。

なので今回は、あえて、各人任せになっている部分にスポットライトを当ててみました。

 

まずは、個人の営業カバンの中身です。

Aさんのカバンの中身を、研修メンバーと一緒に、いったん全部出してみます。

 

すると、

「これは何?」

「なぜこれはここにあるの?」

「これは必要ないのでは?」

「これはここではなく、あそこにあるべきでは?」

というようなものがたくさん出てきました。

 

つまり、

「デスクや棚などに手が入り置けなくなったものが、個人のカバンの中身に移動されていた」

わけです。

 

 

さらに、Bさんの営業車の内部も見てみました。

すると、こちらにも同様に、

「これは何?」

「なぜこれはここにあるの?」

というようなものが出てきます。

 

やはり、

「事務所(共有空間)に置けなくなったものを、個人の車に移動した」

ということでした。

 

これでは、

「問題が解決した」

のではなく、

「問題の解決が先送りにされた」

に他なりません

 

そこで、次の篠山店のテーマは、

「整理でできてきたスペースを活かし、個人が溜め込まないようにするにはどうするか」

となりました。

 

 


問題は、表面からは見えないところに潜んでいる

 

実は「表面からは見えないところ」に問題が潜んでいることが多いもの。

人は「見られては都合が悪いもの」を隠したがるからです。

特に複数の人で組織されている「会社」では、問題は巧妙に「見えないところ」に隠れています。

そして、その問題を引き出す糸口は「モノ」にあることが多いのです。

“そうじの力”は、「モノ」へのアプローチを通じて「隠れた問題」を露わにし、その解決を図る活動でもあります。

 

一人でやらずに、みんなでやる。

個人任せにせず、オープンにする。

そこから、組織としての問題を発見することができ、解決の道筋を見出すことができるのです。

 

★次の活動のようすはこちら!

 


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