2018年07月09日
若手が大活躍できる場を提供する|石見交通
島根県西部で路線バスを運行するバス会社、石見交通(株)。
3か月に1回、私が訪問して「そうじの力」の研修会を開催しています。
毎回、各部署から活動の状況を発表してもらいます。
今回の発表で私が感心したのは、いろいろな部署で、「○○さんの発案でこんな取り組みをしました」「○○さんがこんな提案をしてくれたので、それを全員でやってみました」というコメントが多かったことです。
バスの運転士さんが、仮眠所になっている場所の脇にある倉庫が半分ゴミ屋敷になっているのを、「以前から気になっていた」と言って、皆に声をかけて整理してくれたそうです。
ある事業所では、そうじのリーダーを月交替の輪番制にして運用しているそうです。担当になった人が、いろいろな企画をしてくれて、どんどん活動が進んでいるそうです。
今回一番感動したのは、バスの整備工場です。
ここに「電気室」という部屋があります。電光掲示板など、バスの電装部品を修理・整備する部屋です。
以前はまさにゴミ屋敷でしたが、今はずいぶんと整理・整頓が進んでいます。
この部屋の工具を、もっと使い勝手を良くしたい、と申し出てくれたのが、入社2年目の若手二人。
彼らの提案を、リーダーも受け入れて、彼らに任せてみることにしました。
結果がこれです。
素敵ですね!
「とても使い勝手が良くなりました」とはにかむ、二年目の社員。
こうした自主性を育むのも、「そうじの力」なのです。
◆石見交通の研修のようすです(↓)