2018年08月21日
楽しさが、社内の絆を強くする|イシカワ
香川県琴平町で、介護用品の販売・レンタル、および介護用住宅補修を請け負う(株)イシカワ。
ここで、半年前から「そうじの力」の取り組みが始まっています。
同社も御多分に漏れず、当初はモノが溢れていました。
事務所内、倉庫内に、ベッドや車いす、紙オムツなど、介護用品が溢れていました。
それを、「使えるか」「使えないか」ではなく、「使うか」「使わないか」で仕分けをします。
そして、使わないものは処分していきます。
最初はなかなかその仕分けが出来なかったのですが、だんだんと出来るようになってきました。
まずはとにかく、いったん全部出して、中身を確認します。
たとえば、紙オムツ。
「使える」ということで、今まで置いておいたのですが、実は、多くのものは商品としては滅多に出ないものだということ。
そこで、思い切って処分することにしました。
といっても、ただ単に捨てるのはもったいないですよね。
そこで、地域の社会福祉法人さんに、要るものならば引き取ってもらうことにしました。
これがビフォア。
そして、これがアフターです。
こうして、倉庫内も、ずいぶんとスッキリしてきました。
そして本日は、営業で使う車両を題材にして、実習を行いました。
営業車の中も、放っておくと乱れます。
大事なのは、まずいったん全部出す、ということです。
出してみると、「あれ、これは何だろう?」とか、「どうしてこれが載っているんだろう?」といったものが見えてきます。
不要なものは処分していきます。
基本的に、車の中には、その日に必要なものしか載せません。
この作業、実は一人でやると、体力的にも精神的にもキツイです。
でも、みんなでやると、結構楽しいのです。
載せているモノの要不要の判断は、本人にしかできません。
でも、掃除機をかけたりボディを洗ったりするのは、他の人でもできます。
今回、本人が仕分けをしている間に、他の社員が、運転席周りに掃除機をかけてくれました。
びっくりしたのは、椅子を上げてエンジンルームまで露わにして掃除機をかけていたこと。
バンの運転席の下には、エンジンルームがあるのです。
なかなか「やり手」ですね(笑)。
こうして、皆で一緒に車のそうじをすることで、面倒な作業が楽になるだけでなく、いろいろな話ができ、コミュニケーションが良くなっていくのです。
皆で一緒にそうじすると楽しい!
楽しさが、絆を強くする。
私たちが大切にしている価値観です。
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