2018年10月19日

「我が社ならできる!」環境の変化と習慣が、自信をつくる。

社長が、社員全員のことを誇りに思っている。

社員が、自社を誇りに思っている。

 

「働き方改革」で目指すべき姿は、単純に「労働時間を削減する」「労働生産性を上げる」ということだけではなく、このような「誇り」を皆が持てるようになることだと感じます。

 

今日は、「環境整備」が「自信」や「誇り」を育む、というお話。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早祥一郎です。

 

 


「習慣」が「自信」をつくる

 

今日は、東京都杉並区の(株)大悦工務店の支援日。

同社は、社員6名のアットホームな工務店です。

環境整備の活動をスタートした当初は、とにかくモノを捨てる、捨てる、捨てるの連続でした。

 

作業スペースと仮置き場を兼ねた通称「下小屋」は、当初、人も通れないくらいにモノが溢れていました。

しかし今では、広々とした空間に生まれ変わっています。

 

今回、同社の訪問は2ヵ月ぶり。

 

社長は開口一番、

「先日の台風で、住宅修理の依頼が殺到し、毎日バタバタです。そのための資材で下小屋が溢れかえっています」

と仰いました。

 

事務を預かる社長夫人も、

「下小屋が乱れて、何だかな、という感じです」

と浮かない表情です。

 

そんなにひどいのか、と思って、実際に下小屋を見てみると、これが、キレイなのです。

スッキリと片づいています。

 

一部、どの現場に使うのか分からない資材や道具が置かれていますが、それ以外は、ちゃんと整っています。

聞けば、一時は確かに乱れた状態になったようですが、その後の整理・整頓によって、良好な状態を取り戻せたようです。

素晴らしいです。

 

同社では、毎日10分間、全員でなんらか「そうじ」を行っています。

一時的に乱れていた下小屋の資材や道具も、この10分間の中で片づけていったそうです。

 

大悦工務店では「そうじの力」の取り組みをはじめて、1年と10か月。

この「10分の習慣」が身についてきたことは、本人たちが思っている以上にすごいことです。

 

先ほどの社長や専務のコメントは、理想(なりたい状態)がかなり具体的にイメージできているからこそ出てきたもの。

モノに溢れていた時には、考えられなかったことです。

 

「我が社はここまでできたのだ。我が社はもっとできる」

という自信を感じることができました。

 

 


コミュニケーションは「言葉」だけのものではない

 

今日は

・誰が見ても分かるように、「何これ?」というようなものをなくすにはどうしたらよいか

というテーマでミーティングを行いました。

 

・仮置きの資材

・業者に引き上げてもらう予定の足場

このような「一時的なもの」に、内容や期日を明記していこうと決まりました。

 

「これは何だろう」

「誰の担当なんだろう」

「いつ無くなるんだろう」

 

このような小さなモヤモヤは、溜まると実はかなりストレスです。

 

ちょっと置いてあるのものに対して

「これ誰の?」

といちいち聞くことは、聞く方も聞かれる方も少しストレスを感じるもの。

それが何度も積み重なると、イライラ、ギスギスしてきます。

 

改善されなければ、聞く方はいつしか諦め、聞かれる方は変わらず「ちょっと」モノを置く。

 

そして、いつの間にか「よくわからないもの」が増えていく…ということが起こってきます。

 

コミュニケーションは「言葉」だけのものではありません。

この「明記」も、大事なコミュニケーションなのです

 

 


「清掃」は「感度」を高める

 

これまでの「そうじ」においては、「整理」と「整頓」を中心に活動してきました。

そして、だいぶ良い具合になってきたので、いよいよ次の「清掃」にも取り掛かろうと提案しました。

 

そこで今回の実習は、トイレそうじの仕方と床磨きの仕方です。

 

この単元で必ずやる、「雑巾の絞り方」。

「どんなことにも、生産性を最大にする方法がある、ということを身体で実感してもらう」

ことが目的です。

 

正しい絞り方をすると、身体の疲労が少なく、最短で絞ることができるのです。

社長もなかなかいい感じ!

 

そして、下小屋の床面を題材に、床磨きをやってみました。

タイルを一枚だけ磨きました。

こうして、局所集中で一枚だけ磨くと、違いがはっきりと分かります。

 

今後このようにして少しずつ範囲を広げ、床面がキレイになってくると、「気づき」の感度がどんどん上がっていきます。

少しの異変に敏感になってきます。

 

清掃を進めていくことで、冒頭いただいたような社長や専務のコメントも、さらにレベルが高いものになっていくでしょう。

 

 


環境の変化で、「目的」と「意識」は変化していく

 

「なんのために”そうじ”をしているのか」

大悦工務店が活動を始めた当初は、

「社内がモノに溢れているから何とかしたい」

が目的でした。

 

今では、その目的も大きく変化しています

 

「社内の雰囲気が悪い…」

「自発的に動く社員を増やすにはどうしたら…」

「社員研修の効果がいまいちわからない…」

 

もし社長にそのようなお悩みがあり、社内もなんとなく雑然としているのであれば。

環境整備への取り組みは、それを打破する取り組みとなるでしょう。

 

「意識」を変えるから「環境」が変わる

のではなく、

「環境」が変わるから「意識」が変化していく

のだからです。

 

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