2018年11月12日
社長と社員のコミュニケーションが業務改善のカギ!|野崎自動車
香川県高松市の野崎自動車(株)。
車検整備場や鈑金工場など5拠点を運営しています。
6月からスタートした「そうじの力」。
各工場長を中心に、環境整備を進めています。
毎月1回、私が訪問して、各工場長を集めて研修会を行っています。
研修会では、各店での取り組みの報告を受け、それについてアドバイスしていきます。
そして、毎回、必ず実習を行います。
今回は、ある工場の棚が整理されたので、その状況を参加者全員で確認しました。
棚にあった不要なものを捨て、棚を新しくしたとのこと。
しっかり整理できたおかげで、ずいぶんとスッキリとして印象も良くなりました。
この棚には、パーツクリーナーやウィンドウォッシャー液などを収納してあるのですが、ここで、野崎敬三社長から質問が飛びます。
「これ、多いんとちゃうか?」
パーツクリーナーやウィンドウォッシャー液の在庫量が多いのではないか、というのです。
なるほど、確かに多そうです。
しかし、今までは整理・整頓が出来ていなかったため、どのくらいの在庫量なのかが分かりませんでした。
こうして整理・整頓ができてくると、現状が明らかになり、問題が見えてきます。
その場で社長から、この在庫がどのくらいでなくなるかを記録して、適正量を割り出しなさい。以後は過剰な仕入れをしないように、との指示がありました。
こうして、社長が現場に降りる機会が増えると、いろいろな業務改善のネタが生まれてきます。
これこそ、「そうじの力」の醍醐味だと思います。
今回は引き続き、工場にあったデスクの引き出しの整理の実習も行いました。
ここでも、社長が一緒になって整理してくれたので、「捨てる」ものの判断が早く、だいぶ整理が進みました。
野崎社長(左)とメンバーの皆さん
「そうじの力」の活動を通じて、経営者と現場のコミュニケーションが活性化していくのを見るのは、支援者冥利につきます。
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