2018年12月07日

埼玉県後継者倫理塾にて講演しました!

知人に乞われて、知人が運営に携わっている経営後継者育成のための「後継者倫理塾」にて、講演をさせていただきました。

これから企業経営を担っていく人たちに、「そうじ」を経営の最重要課題のひとつに取り入れてほしいという願いを込めて、お引き受けしました。

講演においては、「そうじ」の目的や効果、「そうじ」を通じて良くなった会社の事例、整理・整頓・清掃の具体的な進め方、などについてレクチャーをしました。

そして、ただ話を聞いているだけでは詰まらないので、今回は「実習」をミックスしました。

会場のトイレをお借りしての、トイレそうじ実習です。

今回、4班に分かれて、トイレそうじをしてもらいました。

まず、いつもやる「雑巾の絞り方」。

たかが雑巾ですが、意外に奥が深いのです。

きちんと絞れていないビチョビチョの雑巾では、キレイにはなりません。

しっかりと、ギチギチに絞る方法です。

そして、私が一通りお手本を示した後、実際に皆さんにやっていただきました。

洋式便器は、便座を外して「裏の裏」までそうじします。

皆さん、素手でのトイレそうじは初めてだったはずですが、ご覧のとおり、便器に顔を突っ込まんばかりに前のめりに頑張ってくれました。

ときどき、こうしたトイレそうじのシーンを見ると、「何かの宗教ですか?」などと問われることがあります。

いえ、宗教でもなんでもありません。

環境整備の中でもトイレそうじが重要なのは、トイレそうじには「気づき」のヒントがたくさん詰まっているからなのです。

外からは見えない裏側を磨くことで、「見えない所にこそ真の問題が隠されている」ことが実感できます。

表も裏も区別なく磨くことで、「手抜きをしない」気持ちが芽生えます。

素手で触れることで、「ヌメッ」としているのか「ザラッ」としているのか、あるいは「キュッ」としているのか、つまり、汚れているのかキレイなのかが理解できます。

つまり、問題に近づかない限り、本質は見えてこない、ということです。

とまあ、理屈をこねなくても、単純に、汚かったものがキレイになれば嬉しいものです。

当初は及び腰だったとしても、勇気を出して手を突っ込み、磨いてキレイにすると、達成感が得られます。

そして、今回もそうでしたが、仲間と一緒にワイワイ言いながらやることで、「同じ便器を磨いた同士」のような仲間意識が生まれるのです。

「トイレそうじは修行だ」ととらえて、ひたすらお一人で打ち込まれる方がいますが、それはそれで尊いことですが、せっかくならば、皆で一緒にやると、もっと楽しく、実りあるものになりますよ。


◆経営者様ならびに後継者様を対象にした講演を行っております。

 お問い合わせ、ご依頼はこちらより承ります。

記事の検索

アーカイブ

他のスタッフブログ