2018年12月10日
社内の課題解決策の見つけ方|TOY BOX
本日は、大阪府枚方市のテニススクール、(株)TOYBOXの「そうじの力」研修。
同社での研修は4か月ぶりですが、その間、枚方校が新たに開校し、元からある「Tennis egg くずは校」と合わせて、同社の運営するテニススクールは、2事業所となりました。
くずは校においては、2年半前から環境整備に取り組んでおり、事業所内も整理・整頓が進んでいます。
今回は、枚方校のスタッフが初めて参加する研修会ということで、人数もけっこうな大所帯となりました。
はじめての方も多いので、私の方から、環境整備の目的や意義、取り組むに当たっての考え方、そして具体的方法について、スライドを使ってご説明しました。
そして、いつもどおり、事業所内を皆さんと歩いて見て回り、改善の進んだところ、これから改善が必要な課題などについて、共有しました。
事務所内の個人ボックスについては、どうしても中身がブラックボックス化してしまうので、定期的に中身を出しての整理が必要であることを説きました。
テニスコートにおいて、オムニコートの砂が、どうしてもコートの脇に溜まってしまいます。
その砂をスタッフが回収することになっているのですが、どうしてもコートの空き時間がなかったり、スタッフが他の業務で手が空かなかったりして、進んでいない、という報告がありました。
そこで、研修に参加した皆さんで、どのようにすれば、定期的に砂の回収ができるか、アイデアを出してもらいました。
すると、いろいろな良い意見が出るのです。
結果、うまい具合に、解決できそうな策が見えてきました。
こうして、問題を前にして、皆さんで話し合えば、解決策が見つかるものです。
たとえ解決策が見つからないとしても、こうして話し合いの場を持つこと自体が、意味のあることだと思うのです。
もとより環境整備は、キレイにすることが目的ではありません。
各人の気づきの感度を高め、工夫する力を養い、コミュニケーションを促進するのが目的です。
研修の最後に、全員に一言ずつ感想を述べてもらいましたが、はじめて参加した枚方校のスタッフからも、「環境整備は単にキレイにすることだと思っていましたが、そうではない、ということが理解できました」というコメントをしてくれました。
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