2018年12月14日
忙しくても”そうじ”を継続するには?|大悦工務店
本日は、東京都杉並区の(株)大悦工務店の「そうじの力」研修日。
親族4人と社員3人の、総勢7人のアットホームな工務店です。
アットホームな家族経営だけに、「何かしよう!」という時に動きが早い、という利点がある反面、どうしても「管理」という面で甘くなってしまうところもあります。
環境整備の取り組みをはじめて、ちょうど2年が経ちました。
この間、資材や道具で溢れんばかりになっていた下小屋は、整理・整頓が進み、広々とした空間に生まれ変わりました。
地下室も、道具置場として、使い勝手の良い空間になりました。
それと並行して、必要な情報が共有できる仕組みや、社内の動きを皆が把握できる仕組み作りなど、「コト」の整備も進めてきました。
そのかいあって、以前に比べると、ずいぶんと「決めたことがしっかりと実行される」雰囲気が出来てきました。
一方で、この夏から秋にかけては、台風などの自然災害が多く、お客様からの修繕依頼が殺到し、忙しい日々が続いています。
こうして忙しくなると、どうしても、予定していた会議が開催できなかったり、手がけていた課題がペンディングになったりしてしまいます。
こうした場合の私の提案は、「リズムを作る」こと。
たとえば、個人で管理している引出しの中身や、道具ボックスの中身は、どうしても乱れがちです。
「気づいた時に整理しよう」と思っていても、なかなか時間も取れず、放置されがち。
そこで、曜日と時間を決めて、その時には必ずそれをやる、というリズムを作ってしまうのです。
最初のうちは完全には出来ないかも知れませんが、慣れてくると、そのリズムに従わないと、気持ち悪くなるものです。
今回の研修において、皆さんで話し合っていただき、毎週月曜日は、帰社後、各個人の引き出しの中身と道具ボックスの中身を、全員で見せ合いながら整理することになりました。
このリズムが定着してくれば、さらに整理・整頓が進むことはもちろん、さらに「決めたことがしっかりと実行される」風土になっていくことでしょう。
大工道具のそうじをする社長と専務
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