2019年02月20日
情報共有ができる体制づくりのきっかけは|滝澤酒造
本日は、埼玉県深谷市の滝澤酒造(株)の「そうじの力」研修日。
昨年の夏から、全員で”そうじ”(=整理、整頓、清掃)に取り組んでいます。
現在は、まだまだ不要なモノを捨てる段階。
老舗の酒蔵だけあって、年代物の「モノ」が溜まっています。
活動のかいあって、ずいぶんとスッキリしてきました。
同社においては、単に物理環境を整えるだけでなく、それをする前提として、お互いの情報共有が出来る体制の構築にも力を入れています。
今回の研修の中でも、朝礼について、社長からの伝達事項が、口頭だけでは記録に残らず流れていってしまうので、見える化してはどうか?という意見が出されました。
そして話し合いの結果、小さめのホワイトボードを用意して、そこに伝達事項を書いていくことになりました。
こうした情報共有の取り組みがなければ、捨てられるモノも捨てられず、あるべき場所にあるべきものがある状態にもなるはずがありません。
小さなことを積み重ね、少しずつ、社内の風通しを良くしていきます。
さて、酒造りは冬である今が最盛期。
ゆえに、この研修も昨年10月以来久しぶりということで、あらためて現場を見て回りました。
ゴミ置き場の状態が悪く、皆で手を入れました。
こうして、皆で「見る」こと、そして具体的にモノを触って、要不要の判断をし、整理することで、現状が把握でき、どのような状態が望ましいのかを共有することができます。
結果として場が整うのであって、大切なのは、そのプロセスなのです。
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