2019年03月18日

創意工夫を育むのは、モノを触り、動かし、磨くこと|マツバラ

どんな仕事においても大切な、創意工夫するマインド。

ところが、創意工夫の意識を育むのは、想像以上に難しいのが現実です。

でも、”そうじ”に取り組むことで、社員の創意工夫マインドをうまく引き出している会社があります。

今回は、そんな話題です。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早 祥一郎です。

 

創意工夫を育む整理・整頓・清掃

 

本日は、岐阜県関市の鋳造業、株式会社マツバラでのコンサルティング支援の日。

毎月1回お邪魔して、現場を歩きながら、「ここをもう少し整理・整頓しましょう」「この裏に汚れが溜まっているので、ここを重点的に掃き掃除しましょう」「ここは随分と整いましたね。さらにこのようにすると、もっと分かりやすくなりますよ」といったアドバイスをしています。

 

鋳造業は、粉塵と火の粉が飛び散る過酷な職場です。

鋳造業において、”そうじ”(=環境整備)を実践するのは容易ではありません。

掃いても掃いても、次々に粉塵が舞ってきます。

ひたすら修行僧のように掃き続ける。

同社の社員さんたちの頑張りには、本当に頭が下がります。

 

さて、”そうじ”(=環境整備)をすると、いろいろな効果が表れてきます。

整理・整頓・清掃を進めることで、安全性や生産性が向上し、快適性も向上します。

でも、それだけではありません。

「創意工夫する力」が身について来るのです。

たとえば、これ(↓)

鋳造の「鋳型」を作るためのドリルの刃先です。

当初は、すべてのドリルがひとつの引き出しの中にゴチャゴチャに入っていました。

それでは、どこに何があるのか、さっぱり分からず、探したり確かめたりといった無駄な時間ばかりがかかってしまいます。

そうじをしながら、担当者は考えます。

整理・整頓・清掃をするといっても、単純に、要らないモノを捨て、要るものを種類別に並べ、キレイに磨き上げるだけでは、真に使いやすい状態にはなりません。

そこでその担当者は、作る鋳型ごとにドリルの刃先を並べることを思いつきました。

たとえば、上の写真で、「M3」という鋳型を作る際には、一番左の列のドリルを使うだけで出来てしまいます。

「えーっと、M3用のドリルはどれだっけ?」といちいち悩まなくても済むように工夫されているわけです。

こうすることで、誰が楽になるかって、自分自身が一番楽になるわけです。

創意工夫する、というのはとても大切なことで、多くの企業経営者や管理・監督者が「創意工夫しなさい」と説くわけですが、ただ単に「創意工夫しよう!」と唸っていても、アイデアは浮かんできません。

具体的にモノに触り、モノを動かし、モノを磨く過程において、「そうだっ!」というひらめきが生まれてくるのです。

だから、”そうじ”(=環境整備=整理・整頓・清掃)を続けていると、創意工夫する力が養われていくのです。

「経営を良くしたい」「社員の力を引き出したい」と考える経営者の方に、私がまず環境整備をお勧めするのは、こうした理由なのです。

 


◆松原社長のインタビュー記事はこちら(↓)

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