2019年03月22日
PDCAトレーニングに効果的な方法は”そうじの力”|内原製作所
PDCAつまり、Plan(計画)→Do(実行)→Check(振り返り)→Act(さらなる改善)を回すことが大切だと言われます。
でも、特に中小企業においては、なかなかこのPDCAを回す訓練をする機会がないのが実情です。
そんな中でも、”そうじ”に取り組むことで、PDCAサイクルの訓練をすることができます。
今回は、そんな話題です。
こんにちは。
そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力
代表取締役・組織変革プロデューサーの小早 祥一郎です。
PDCAサイクルのトレーニングに効果的な「そうじの力」とは?
本日は、埼玉県八潮市の金属プレス業、(株)内原製作所の「そうじの力」コンサルティング日。
毎月1回訪問し、役職者(部長、課長、係長、班長ら)を集めて、”そうじ”(=環境整備(整理、整頓、清掃))についての研修会を行っています。
長年の活動で、工場内はかなり整っている同社ですが、まだまだ課題はたくさんあります。
たとえば、在庫。
いわゆる「カンバン」がつけられて、一見、適正に管理されているように見える在庫も、よくよく中身を確認してみると、すでに廃盤になった商品の部品だった、なんてことがあります。
あるいは、生産時に使う工具や治具。
これも、一度全部出して中身を確認してみると、長らく使っていないようなものが出てきたりします。
こうした一つひとつの課題について、毎回の研修においては、担当者と納期を決めて、改善に取り組むように促しています。
こうすることで、皆さん、着実に課題を解決していってくれています。
当たり前のようなことですが、この当たり前のことが、中小零細の企業では、なかなかできない事が多いものなのです。
ですから、この”そうじ”(=整理、整頓、清掃)の活動は、
場をキレイに整える行為を通じて、
業務において必要な
P(計画)→D(実行)→C(振り返り)→A(さらなる改善)
を学ぶ、絶好の機会なのです。
さて、毎回の研修においては、こうした確認だけでなく、実習を行っています。
今回は、プレス機の油汚れを、参加者全員で拭き取りました。
プレス機には、潤滑油や防錆油など、様々な油分が入っています。
油断すると、すぐに油まみれになってしまいます。
機械を清潔に保つことは、安全性や生産性、品質の向上に必須であると同時に、作業者の気持ちを整える意味からも、とても大切なことなのです。
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