2019年04月25日

環境整備の目的を取り違えると逆効果になる!|データライブ

環境整備って、何のためにやるんでしょうか?

何事も、目的って大切ですね。

同じことをやっているようでも、目的を取り違えると、期待した効果が得られなかったり、時には、逆効果になったりすることもあります。

今回は、そんな話題です。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早 祥一郎です。

 

環境整備の目的は、キレイにすることではない

 

本日は、企業の電子サーバーの第三者保守を手掛けるデータライブ(株)の「環境整備委員会」に立ち会ってきました。

 

山田和人社長の強い思い入れにより、以前から環境整備に取り組んできた同社。

ところが、なかなか思うような成果が得られない、ということで、私に依頼がありました。

半年ほど前から、アドバイザーとして臨席し、環境整備委員会が始動しています。

 

毎回の委員会では、かなり根源的な問題が表出してきて、白熱の議論になります。

 

同社では現在、毎朝始業時に、全員で15分間、環境整備に取り組んでいます。

環境整備の具体的行動は、整理や整頓、清掃などですが、実際のところ、同社が取り組んでいるのは主に「清掃」のようです。

 

山田社長の思いとしては、もっと「整理」や「整頓」に取り組んでほしい、という希望があり、そのためにはどうすればいいか、ということを話し合いました。

というのも、整理や整頓をすることで、様々な「気づき」が得られ、それが業務上の工夫や改善につながることが期待されるからです。

 

「整理」とはモノを捨てることであり、「整頓」とは置場を決めることです。

いずれも、モノを大きく動かしたり、やり方を変える、ということが必要になってきます。

ところが、同社においては、モノを大きく動かしたり、やり方を変える、ということがあまりない、とのこと。

そういう風土だ、ということらしいのです。

 

そこには様々な要因が絡んでいるのですが、私の見立てでは、ひとつの大きな要因として、「目的を取り違えてしまった」ことがあると思います。

これまでの同社の環境整備は、目的が「キレイにすること」だったように感じます。

 

もちろん、そう明文化されているわけではありません。

しかし、社員さんたちの意識は、実態としてそうなっているのです。

 

「キレイにする」のが目的であれば、

「できるだけ現状を維持」

「余計なことはしない方がいい」

というマインドになるのも、無理はありません

 

「キレイ」を目的にするのは、「環境美化」です。

 

環境整備の目的は、気づき、創意工夫、自発性、協調性

 

「環境整備」の目的とは、

「気づきを高める」

「創意工夫の精神を育む」

「自発性を養う」

「協調性を育む」

といったことにあるはずです。

 

そのためには、

「大胆にモノを動かし」

「今までのやり方を変え」

「トライアンドエラーを繰り返す」

というプロセスが必要になります。

 

この環境整備委員会が立ち上がって以来、山田社長からは、同社の環境整備の大きな目的は「気づきの向上」だという宣言がありました。

今後は、この目的に沿うべく、具体的な活動の内容を見直していくことになります。

 

こうして、物理環境を整えようとして動き出すと、さまざまな問題が表面化してきます。

そして、その表面化した問題を真正面から受け止め、その解決のための手を打っていく

 

それが、私たちが定義する“そうじ”

 

それが間違いなく企業組織を変えていくからこそ、「そうじの力」なのです。

 


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