2019年04月30日
PDCAを回そう!「一度やったから大丈夫」は落とし穴|大悦工務店
PDCAが大切だと、よく言われます。
でも、普段からきちんとPDCAを回すことって、意外に難しいですよね。
今日は、そんな話題です。
こんにちは。
そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力
代表取締役・組織変革プロデューサーの小早 祥一郎です。
PDCAを回すためには、普段からのチェックが必要
本日は、東京都杉並区の(株)大悦工務店の「そうじの力」コンサルティング日。
2年4か月ほど前から、”そうじ”(=環境整備)に取り組んでいます。
取り組む前は、倉庫や下小屋にモノがあふれ、足の踏み場もないほどでした。
これまでにすいぶんと整理・整頓が進んで、スペースが拡がり、作業しやすい環境ができつつあります。
同社は、社長とその奥様、そして社長の弟さんである専務を中心とした、こじんまりした企業。
これまでは、家族の内輪だけで「なんとなく」してきたことを、他の社員にも分かるように、色々なルールや手順を明確にしていきました。
お互いにより連携して仕事を進めるために、情報共有にも取り組んできました。
つまり、
“そうじ”で場が整っただけでなく、
「仕組み」や「意識」も整ってきた、
といってよいでしょう。
今回は、前回のコンサルティングから2ヵ月ぶりの訪問。
私はいつも支援先を訪問すると、最近の活動状況をお聞きするだけでなく、必ず現場を見て歩きます。
現場の状況が、その企業の実態を反映しているからです。
今回歩いてみて、倉庫の奥や下小屋の奥が、若干乱れていることに気づきました。
工務店なので、現場で余った材料や、手違いや仕様変更で使わなくなった建材などが、どうしても溜まってしまいます。
こうした残材などを、
「その場その場で、不要なものは処分」し、
「必要と思われるものはきちんと誰もが分かるように表示」をして、
「取り出しやすい場所に収納」
しておけば良いのですが、
忙しいと、どうしても、
「とりあえずここに置いておこう」
となってしまいます。
こうしたことを放置しておくと、だんだんと風紀が乱れてきます。
だから、定期的な見直しが必要。
PDCAで言えば、Cつまり「Check」です。
このCがあるからこそ、さらなる改善であるA(Action)につながり、
より良いP(Plan)へとステップアップしていけるのです。
一度整えたから、大丈夫。
もうできるようになったから、大丈夫。
そう思わず、折に触れてチェックし、改善していくことが大切です。
今回、あらためて、みなさんで現状を確認してもらい、その対策を話し合ってもらいました。
環境整備はコミュニケーションを促進する
こうしたことを通じて、お互いのコミュニケーションも良くなります。
だから、定期チェック、定期ミーティングは、とても大切なのです。
それでも、
「なかなか自分たちではチェック機能を働かせることは難しい」
となることもあると思います。
そんな時は、
「第三者の目」に、
一度だけでも頼ってみてください。
ご相談いつでもお待ちしていますね。
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