2019年05月20日
環境整備は徹底するからこそ、成果が出る!(株)森田石材店
環境整備に取り組んで、成果を出すためには、どうしたら良いのでしょうか?
単に、多少見栄えが良くなったとしても、経営的に成果が出なければ、悔しいですよね。
環境整備で成果を出すためには、妥協せず、「徹底する」ことが必要です。
今回は、そんな話題です。
こんにちは。
そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力
代表取締役・組織変革プロデューサーの小早 祥一郎です。
環境整備は徹底してこそ、成果が出る
本日は、兵庫県丹波市の(株)森田石材店の「そうじの力」コンサルティング日。
毎月1回訪問し、幹部やリーダークラス社員を集めて、環境整備の研修を行っています。
お陰様で、ずいぶんと社内で整理・整頓が進んできました。
特にやっかいだったのが、石材の整理です。
石材は腐りません。
取っておけば、いつか何かに使える。
そうした考えから、なかなか整理が進まなかったのですが、これも、社長をはじめとする経営サイドの思い切りにより、ずいぶんと減量化が出来ました。
研修では、毎回、必ず現場を回ります。
現場というのは、作業場、加工場、車両、展示場、事務所などのことです。
現場で現物を見ながら、「ここはずいぶんと片づいたね」とか、「ここはもっと捨てられるものがあるはず」「つぎのステップとして○○しよう」ということを話しながら、皆で成果と課題を確認していきます。
そんな中で、事務所の状態があまり良くない、という話題になりました。
キャビネや本棚の一番上の板を「天板」と言います。
天板の上には、基本的に、何も置かないようにしましょう、というルールを決めたはずでした。
まず第一に、地震などの時に天板の物が落ちてくる恐れがあること。
そして、見栄えも良くないです。
ところが、今回、あちこちの天板にいろいろな物が載っかっているのです。
「ついつい」ということの連続なのでしょう。
環境整備を徹底するには、厳しさも必要
別に、天板の上に物が載っていても、特段に大きな問題ではありません。
でも、決めたはずのルールが守られていない、という状況を放置するのは、良くないです。
そこから、次々に秩序が崩れていきます。
机上ゼロだったはずのものが、机上に書類が溜まりだします。
足下ゼロだったはずが、フロア中に物が山積しだします。
環境整備は、徹底するからこそ、成果が出るものです。
「そこそこでいいや」という中途半端な取り組みでは、残念ながら所期の成果を出すことは出来ません。
徹底するためには、厳しさも必要です。
特に、経営者をはじめ、リーダーシップを期待される層には、決めたことを守ってもらうために、時には嫌われ役も演じてもらわなければなりません。
ルールを守る厳しさがあってこそ、皆が楽しく仕事ができるのだと思います。
徹底することで成果が出ている事例を実感できる、セミナーや実践企業見学会を随時開催しています。
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