2019年07月25日

フィロソフィーの浸透は、掃除のような具体的アクションを通じて

稲盛和夫さんが主宰されている盛和塾。

そのなかで勉強されている「フィロソフィー」は、塾生にとっては、大切な経営の指針。

でも、そのフィロソフィーは、どうやったら社内に浸透させることができるのでしょうか?

企業理念も、ただ唱えているだけでは、浸透は難しいですよね。

そういった、形のない思想・哲学のようなものを浸透させる、ひとつの方法が、掃除という具体的アクションです。

今回は、そんな話題です。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早祥一郎です。

 

フィロソフィーは掃除のような具体的アクションを通じて浸透させるのがお勧め

 

本日は、香川県高松市の野崎自動車(株)の「そうじの力」コンサルティング日。

同社は「車検のコバック」を展開する自動車整備会社。

3つの乗用車車検整備工場と大型車車検整備工場、そして鈑金工場を運営しています。

毎月1回私が訪問し、各工場から工場長を集めて、環境整備についての研修を行っています。

研修のようす

この研修の目的は、各工場において、整理・整頓・清掃が進み、効率化やミスを低減させることがひとつ。

もうひとつは、こうした整理・整頓・清掃という具体的アクションを通じて、社内にフィロソフィーを浸透させることです。

たとえば、各工場で、不要なものを捨てる、つまり「整理」を進めている最中ですが、まだまだ中途半端に終わっているところもあります。

私は、「やるからには徹底して整理しましょう」と呼び掛けているのですが、その根拠は、フィロソフィーの「完璧主義を貫く」です。

その実践が、まさに「整理を徹底する」ということなのです。

 

現場で現物を見ながらフィロソフィーを肚に落としていく

 

ちょうど今回、現場を巡回しているときに、工場内にたくさんのタイヤが積まれているところがありました。

新しいタイヤ、使った跡のあるタイヤ、スタッドレスタイヤ、夏用タイヤ。

いろいろなタイヤがごっちゃになっています。

積まれたタイヤの確認

これは何だ、と社長が尋ねても、よくわからない状況のようです。

これでは、「完璧主義を貫く」ではありませんね。

一つひとつのタイヤがどのようなものかがわかるようにし、置場も、最適な場所を選定することが、「完璧主義を貫く」ということですね。

このようにして、現場で現物を見ながらやり取りすることで、フィロソフィーが徐々に肚に落ちてくるのではないでしょうか。

その思想や哲学が高邁であればあるほど、それを血肉化するためには、現場での現実的な実践が必要なのだと思います。

記事の検索

アーカイブ

他のスタッフブログ