2019年10月15日

社長の「言行一致」が、社内の一体感を生む理由。

「全社で一丸となることが大切だ」と、多くの社長が言います。

でも、口ではそう言っていても、実際にそうなるのは、なかなか難しいものです。

では、全社一丸となり、業績を伸ばしていける組織になるためにはどうしたらいいのでしょうか?

今回は、その好事例です。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早祥一郎です。

 

▼目次

工場の稼働を止めて、全社で発表会を行う理由
全社一丸となり「熱意・情熱」を持つためには
社長の言行一致が、改革を推し進める!

 

 


工場の稼働を止めて、全社で発表会を行う理由

 

本日は、岐阜県の鋳造業(株)マツバラの、「おそうじパワーアップ活動」発表会。

半期に一度、工場の稼働を止め、全社員が集合して行う一大イベントです。

半年間、どのようにそうじの活動を行ったのか、各部署5分間の持ち時間でプレゼンを行います。

各部署のプレゼン

 

社長や副社長、「おそうじパワーアップ活動」委員長は、

・プレゼン内容

・現場の整理、整頓、清掃状況

・活動を進めるリーダーシップやコミュニケーション、創意工夫・新規性

などを加味し、点数をつけ、表彰を行います。

 

表彰状を盾を贈呈される表彰された部署には、表彰状と盾、そして金一封が送られます。

 

発表会の目的は二つ。

ひとつは、「業績に直接現れる以外の各部署の頑張り」を認め、評価をすること。

もうひとつは、各部署に、現在地を確認してもらい活動の振り返りをしてもらうこと。

 

期首に目標設定をし、経営方針発表会などの場で、全部署で共有する会社は多いでしょう。

しかし、「現在地確認と活動の振り返りを、全部署で共有」している会社はあまり多くはありません。

「現在地の確認と、活動の振り返り」を全社で行う、ということは、

「結果がすべて」「結果さえ出せば良い」

という思考ではなく、

「結果に至るまでの過程を大切に考えている」

という社長のメッセージを、社員に発する、ということ。

 

だからマツバラでは、工場の稼働を止めて行うこの発表会を、とても大切にしているのです。

金賞受賞の品質保証係今回の金賞は、品質保証係!

 

 


全社一丸となり「熱意・情熱」を持つためには

 

松原史尚社長は講評で、「社内に「空気」を作っていきたい」と社員に伝えました。

松原史尚社長

「空気」というのは、物事をなしとげていくための「熱意・情熱」のこと。

 

企業として受注を増やし、利益を増やしていくためには、技術や戦略だけでは足りない。

「どうしても勝ちたい」「どうしてもやりとげたい」という「空気」が、全社で必要だ。

その「空気」を全社で醸成するためには、この”そうじ”が一番である、というのが、松原社長の持論です。

 

午前中に発表会&表彰式を行った後は、各人が職場に戻り、そうじの活動を行います。

粉塵が舞い散る、とても過酷な環境である鋳造工場。

粉塵の掃き掃除

その降り積もった粉塵を、一生懸命に掃いたり拭いたりして掃除をします。

切削機械の拭き掃除

日々の取り組みこそが自信を生み、それが「空気」を作っていく。

松原社長はそれを確信しているからこそ、「会社が存続する限り、この活動を続けていく」と仰っています。

 

 


社長の言行一致が、改革を推し進める!

 

“そうじ”は、社員一人ひとりの自主性を高め、組織としての一体感を育むために、格好の取り組みです。

しかし、工場の稼働を止めることは、経営者にとっては怖いこと。

だって、一日分の売上が、確実に落ちるわけですから。

でも、目先の売上よりも大切なものがある。

それは、この“そうじ”を通じてしか得られない。

それが将来、一日分の売上の何倍にもなって返ってくる。

そうした確固とした信念が松原社長にあるからこそ、半期に一度、工場の稼働を止めた発表会を行ってまでも、全社での“そうじ”に取り組んでいる理由なのです。

 

松原社長は、「”そうじ”には会社を変革する力がある」と信じて、全社に発信をしています。

社長の「言葉」と「行動」がぴったり一致しているから、社員は安心して”そうじ”に取り組むことができます。

 

社長の「言行一致」こそが、社内の改革を推し進めるのです

 

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