2019年10月18日

目的が変われば「やり方」も変わる!環境整備、何のためにやりますか?

「良い会社にするために、環境整備に取り組む」。

そう一口に言っても、

「社長がどんな会社にしていきたいのか?」

によって、とるべき施策は変わってきます。

これがちぐはぐになってしまっていると、環境整備の真価は発揮されないのです。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早祥一郎です。

 

▼目次

3代目社長が環境整備に取り入れた「2つの施策」
「ねらい」は、「会社としての一体感」をつくること
社長が「こうしたい」という「想い」を持ち続けよ!

 


3代目社長が環境整備に取り入れた「2つの施策」

 

本日は、島根県の自動車教習所、Mランド益田校の「そうじの力」コンサルティング日。

3か月に1回訪問して、環境整備の研修を行っています。

 

同社ではこの春に、3代目の小河吉彦社長が就任。

小河吉彦社長のコメント小河吉彦社長

「掃除をつうじて、人にやさしい社風をつくっていこう!」

そう、明確な目的を掲げ、班編成や内容を見直し、環境整備の活動を進めています。

 

現在は全社員を14の班に分け、班単位で掃除の活動を行っています。

 

現社長の就任前までは、環境整備活動は

「やってはいるものの、停滞している」

状態でした。

 

そこで、全社の機運をふたたび高めるために、小河社長が取り入れたのが、

①職種に関係なく、全社員をシャッフルして、班編成を行う

②全ての班で同じ作業を行う

という2つの施策です。

 

春夏の活動として、教習コースの草むしりを、エリア分けして、各班で行ってきました。

研修の活動報告では、各リーダーから色んな声が上がります。

「徹底的に草を抜きまくったので、もう抜く草がありません!(笑)」

「今後は、所内にある石像や看板なども、キレイにしていきたいです」

各班リーダーの活動報告

社長の施策が功を奏し、各班とても良い活動ができているようです。

 

 


「ねらい」は、「会社としての一体感」をつくること

 

「『良い社風』を作るためには、まずは会社としての一体感が必要である」

と小河社長は考えています。

 

この2つの施策の「ねらい」は、「会社としての一体感」をつくることです。

 

それぞれが、どのような効果を生み出したのでしょうか?

ひとつひとつ解説します。

 

【①全社員シャッフルしての班編成】

自動車教習所には、受付事務や営業、そしてインストラクター(教官)といった職種があります。

職種ごとの班ではなく、職種を横断した班を作りました。

普段は「シフト制」ということもあり、職種が違えば、特段の用事がない限り、話をする機会もほとんどありません。

でも、班編成を変えたことで、別の部署のメンバーと会話ができる「場」が生まれました。

この「普段できない会話ができること」がとても良いコミュニケーションにつながっているのです。

 

【②全ての班で同じ作業を行う】

職種を横断した班編成には、ひとつデメリットもあります。

それは、「整理・整頓はできない」ということ。

例えば、事務所の棚の整理を行おう、としたら、事務所で勤務しているメンバー全員の参加が必要になります。

そのため、「教習所」という広い立地を生かし、この班編成でできる「清掃」に取り組むことにしました。

 

清掃は、

・全員で同じ行動ができる

・成果が見えやすい

・比較しやすい

という特徴を持っています。

 

全ての班でコース内の草むしりをすると、お互いの班のようすがよく見えます。

「あそこの班がここまでやるならば、ウチの班も、もっとやってやろう!」と、切磋琢磨が起こりました。

 

ある班の女性リーダーは、

「できるだけ班員のやる気を引き出したい」

と、ある仕掛けを考えました。

そうじに参加したら、シートにシールを1枚貼ります。

シールを貼っていくと、だんだんと形が見えてきます。

シールの花火

完成すると、花火が浮かび上がりました!

 

所内は着実にキレイになっています。

でも、キレイになった以上の効果が出てきていることが、何よりの成果でしょう。

 

 


社長が「こうしたい」という「想い」を持ち続けよ!

 

「環境整備に取り組みたい!」

 

世代交代したとき、

社の存続の危機となるような出来事が訪れたとき、

会社が既存の組織形態では回らなくなったとき…

 

このような「環境の変化」があったとき、

「現状のままでは良くない。何かを変えなければ!」

と、手段として環境整備を選ぶ社長は多いです。

 

取り組むきっかけはどんなことでも構わないでしょう。

でも、取り組む際に社長に必ず持っていてもらいたいのは、

「我が社をこんな会社にしていきたい!」

という強い「想い」です。

 

モノに溢れている状態の時は、「明日の飯」のことを考えることでいっぱいいっぱいでしょう。

でも、それらを選別し、不要なものを捨て、「本当に大切なもの」を社員とともに選んだら。

 

その「想い」に共感する社員が必ず生まれてきます。

 

社長が自分と向き合い、「想い(経営指針とも言えるでしょう)」を明確にすること

そして、社員にそれを粘り強く伝えること

そして、それを実現するための施策をきちんと実行すること

 

そうすれば、会社は必ずその方向に動き出します。

 

★「想い」を伝えるだけでは足りない!「浸透」が難しい理由(↓)

 

あなたの「想い」と環境整備の「やり方」が合っているか?

もしいまいち自信がなければ、お気軽にご相談くださいね

 

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