2019年11月22日
環境整備を進めるには「他者の視点」が必要
本日は、福井県あわら市の西島木材(株)の「そうじの力」コンサルティング日。
現在、半年に一回私が訪問して、全員参加での環境整備についての研修を行っています。
同社は約8年前から私のサポートで環境整備をはじめ、当初の2年間は毎月訪問していましたが、いったん卒業し、その後は、こうして半年に一回お邪魔しています。
毎回、座学だけでなく、全員で事務所や倉庫、木材加工場などの現場を歩きながら、現状と課題の把握を行っています。
今回も、皆で歩いて見て回ると、
「なぜここに、こんな工具があるのだろう?」とか、
「ここにこんなものがあるとは知らなかった」とか、
「あれ?こんなところに穴が開いている」
というような発見があります。
普段は、どうしてもそれぞれの持ち場で仕事をするので、慣れがあり、不備や不具合に気づかないことが多いのですが、このように、「他者の視点」を入れることで、いろいろな発見があります。
そして、なによりも良いのは、こうしたプロセスが、お互いのコミュニケーションを良くしていくことにつながる、ということです。
だからこそ環境整備は、コツコツと続けていくことに意味があるのです。