2020年01月21日
見た目が変われば、組織風土改革は進む!
本日は、埼玉県羽生市の小暮ゴム(株)の「そうじの力」コンサルティング日。
毎月1回、私が訪問し、各部署のリーダー社員を集めて、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾を通じた組織風土改革)の研修を行っています。
ゴムの製造工程は、粉モノや油分を扱うので、汚れます。
その汚れる環境の中で、キレイにする活動をするのですから、社員さんたちは大変です。
活動を始めて、もうすぐ一年が経ちますが、皆さんの努力のかいあって、各所で改善が進んできました。
たとえば、ゴム製品の在庫を保管しておく棚。
このように、分かりやすく、取り出しやすく生まれ変わりました。
研修においては、改善が進んだ現場を、社長を筆頭に、参加者全員で確認します。
こうして、整った現場を見ると、「いいね!」「わかりやすくなったね!」という声が自然と聞こえてきます。
あるリーダーが、「だんだんと整ってきて、見た目も良くなってきたので、この活動が楽しくなってきました」というコメントをしていました。
そうです。
この活動の主眼は、意識改革。
でも、意識って目に見えないものだから、どうしたら変わるのか、分かりません。
また、変わったとしても、どう変わったのかも、分かりません。
だから、見た目を変えるのです。
物理環境を変えることで、意識を変えることができるのです。
上記のように、見た目が変わり、楽しくなってくれば、しめたものです。
今後、さらに改革に拍車がかかることでしょう。