2020年01月27日
”そうじ”は、皆で知恵を出し合い、会社をより良くする活動
こんにちは。
組織変革プロデューサーの小早祥一郎です。
本日は、東京の服飾卸、鶴岡(株)の「そうじの力」コンサルティング日。
毎月1回私が訪問し、全員参加で、”そうじ”を通じた組織風土改革の研修を行っています。
今回が4回目の研修となりますが、同社の皆さんはとても吸収力が高く、活動がどんどん進んでいます。
どこの会社でも、まずは整理、つまり不要なものを捨てるところから始めますが、この3か月間ほどで、ほぼ捨て切った感じのようです。
活動を進めながら、いりいろな課題が表面化してくるのですが、それらの課題について、一つひとつ検討し、解決に導いていっています。
たとえば、電子データの保管ルールについて。
紙の情報をコンパクト化するために、必要なものはスキャンして電子化しようということになったのですが、やみくもにスキャンしては、かえって混乱を招くだけ。
どのようなものをスキャンし、どのようなものはスキャンせずに廃棄するのか。
スキャンする際のファイル名はどうつけるのか。
どのようなフォルダにどのように保存しておくのか。
こういった課題を、「そうじの力」リーダーたちが中心になって検討し、統一したルールを設けることができました。
すでに運用に入っていて、うまく機能しているようです。
さて、今日の研修においては、山積みになった段ボール箱に詰められている、服飾のサンプルを、今後、どのように整頓、つまり収納・管理していくのか、について、皆さんで話し合ってもらいました。
まずは、箱の中身を出して、現物を見ながら、これはどういうものなのか?どのようにして使用するのか?どのように収納すれば誰もが分かりやすく管理しやすいのか?といったことを、話し合います。
こうして、皆で現物を見ながらワイワイやると、必ず妥当な案に収束します。
この過程こそが、”そうじ”にとっては重要です。
こうして、皆でコミュニケーションを取りながら活動することで、成員のベクトルが合い、組織としての強みが育まれていくのです。
座学を100回やったって、こうしたことは育まれはしません。
そうじは、現場で現物を通じて意識を合わせる活動なのです。
鶴岡(株)のホームページはこちらをご覧ください。
そうじを通じた組織風土改革について、詳しく知りたい方は、ぜひ、セミナーにご参加ください。
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