2020年03月04日

「汚れ・乱れ」は「工夫・改善」につなげるチャンス!【そうじの力で組織風土改革】

こんにちは、組織変革プロデューサーの小早祥一郎です。

定期的な清掃は、場を清潔に整え、見た目の点でも衛生面でも非常に良いことです。

しかし、「清掃をしているから」といって、本来改善すべき課題があることを見過ごしていないでしょうか?

キレイにする、つまり目の前にある問題を解決するだけで終わりにし、その奥にある課題の解決を放ってはいないでしょうか?

今日はそんなお話です。

 

 

 

キレイにするだけで満足していないか?

 

出張で全国を回っているので、各地のホテルに泊まる機会がたくさんあります。

先日、とあるホテルに泊まっていた時の、朝食会場での出来事です。

いわゆるビュッフェスタイル(バイキング形式)の朝食会場で、各自が好みのおかずを自分のプレートに取り分けていきます。

朝食バイキングのイメージ

けっこう混みあっており、牛歩状態。

そんな中、私の前にいた人が、自分のトレーをカウンターの前に置いて、お茶碗にご飯を盛りつけていました。

すると、バランスを崩したトレーがひっくり返り、ガシャーンと床に落ちてしまいました。

もちろん、お皿に盛っていたおかずは散乱し、台無しになってしまいました。

呆然とする本人(客)に対して、ホテルの係員が飛んできて、「お客様、大丈夫ですよ。」と声を掛け、すばやい身のこなしで、ホウキとチリトリで散乱したものを掃除していきます。

あっという間に場が片づいて一件落着。

その客に新たなトレーが渡され、また盛りつけが再開されます。

一部始終を見ていた私も「やれやれ」とホッと胸をなでおろし、席について食事をし始めました。

するとほどなくして、またカウンターの方でガッシャーン!という音。

振り返ってみると、またご飯を盛りつける所で、トレーがひっくり返っているのです。

 

 

「片づけ」だけしても、問題解決にはならない

 

もうご想像がつくと思うのですが、要するに、トレーを載せておくスペースが狭いのです。

トレーの半分くらいしか載せておくことが出来ないのです。

ご飯を盛りつける際には、左手に茶碗を持ち、右手でしゃもじを持つので、両手がふさがります。

トレーを支持することができません。

バランスを失ったトレーがひっくり返るのは、当然の帰結なのです。

2回目も、ホテルの係員が飛んできて、丁寧にそうじをし、場は片づきました。

 

でも、それで終わりで良いのでしょうか?

明らかに仕組み(システム)に問題があるのではないでしょうか?

 

 

改善のチャンスは、汚れ・乱れにあり

 

私がいたわずか30分間ほどの間で2回同じアクシデントが起こっているということは、おそらく年間何百回と起きているということでしょう。

その場を掃いて拭いてキレイにするだけでは、何の進歩もありません。

従業員さんにとっても、業務負担となっているのではないでしょうか?

 

起こすべきアクションは、すぐにレイアウトを変更することでしょう。

炊飯器が置いてあるカウンターを、幅広のものに変更する、

炊飯器の横にトレーを載せるスペースを設ける、あるいは、トレーを載せておくワゴンテーブルを脇に設置する、など、いくらでも工夫は出来ます。

 

 

まとめ

 

このような工夫・改善こそが、”そうじ”、つまり「本質を明らかにし、究めること」だと思うのです。

キレイにすべき汚れ、整えるべき乱れは、改善のチャンスなのです。

 

★”そうじ”とは何か? ”そうじの力”とは何なのか?

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