2020年05月25日

”そうじ”をすると会社が良くなるとは、どういうことか【そうじの力で組織風土改革】

弊社「株式会社そうじの力」は、”そうじ”を通じた組織風土改革のお手伝いをするコンサルティング・研修会社です。

”そうじ”をすることで、組織風土が良くなり、結果として業績が良くなるのです。

ところで、”そうじ”とはいったい何でしょうか?

なぜ”そうじ”をすると、会社が良くなるのでしょうか?

”そうじ”をしていくと、どんな組織風土に変わっていくのでしょうか?

今回は、弊社の考える”そうじ”について、解説していきます。

 

目次

①”そうじ”の定義

②”そうじ”をすると、潜在的な問題が顕在化する

③“そうじ”の目指すもの

④中小企業に最適な“そうじ”

⑤まとめ

 

①”そうじ”の定義

私たちは“そうじ”と表現しています。

漢字の「掃除」ではなく、あえて平仮名で“そうじ”と表記しています。

掃除というと、一般的には、「掃いたり拭いたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ること」ととらえられています。

私たちは、あえて“そうじ”と表記し、意味も、もう少し広くかつ深く持たせています。

私たちの定義する“そうじ”とは、

「本質を明らかにし、究めること。」です。

たとえば、床面を拭くと、ゴミやホコリが取り除かれ、本来の地肌が現れてきます。

これが、「本質を明らかにする」ことです。

さらに、磨きこんでいけば、新品の状態よりも、もっと輝くかもしれません。

これが、「究める」ことです。

この「本質を明らかにし、究める」ことを、企業における組織活動全般で実施していくことを、“そうじ”と表現しています。

たとえば、

・山積みにされているモノの状態を把握し、不要なものを取り除くことで、必要なものがすぐに使えるようにすること。

・あるべきものが、あるべき場所に、あるべき量だけ分かりやすくあるようにすることで、誰もが使いやすいようにすること。

・危険なものを取り除くことで、安全を確保すること。

・壊れているものは修理し、汚れているものは磨きこむことで、本来の機能を発揮できるようにすること。

・工夫、改善、更新を常にしていくことで、より高度な仕事ができるようにすること。

などです。

 

②”そうじ”をすると、潜在的な問題が顕在化する

興味深いのは、こうした取り組みをしていくと、必ずといっていいほど、次のような問題が表面化してくることです。

・必要な情報がきちんと伝達されているのだろうか?

・意思疎通の障害となっているものが何かあるのではないだろうか?

・言いたいことが言える、やりたいことがやれる環境が社内に作られているだろうか?

・表面には見えない本当の問題が隠されていないだろうか?

・本来の仕事への集中を阻害する無駄な仕事をしていないだろうか?

・ルールや手順が曖昧で、「なんとなく」になっていないだろうか?

そして、このように表面化してきた問題に対して、手を打っていきます。

すなわち、

・必要な情報がきちんと伝達されるようにする。

・意思疎通の障害となっているものは何かを明らかにし、それを取り除いていく。

・言いたいことが言える、やりたいことがやれる環境を社内に作っていく。

・隠れた問題を露わにし、その解決に取り組む。

・無駄な仕事をそぎ落とし、本来の仕事に集中する。

・ルールや手順を明確化し、順守できるようにする。

ということです。

 

③“そうじ”の目指すもの

この「表面化してきた問題に対して解決の手を打っていく」ことこそが、“そうじ”の特徴的な活動なのですが、そうした先には、いったい何があるのでしょうか?

それは、

・各人が本来の持てる力を発揮できるようにする。

ことであり、さらに、

・互いに気持ち良く仕事ができるようにする。

ことだと思います。

この二つのことが、“そうじ”の目指す世界であり、目的であるといって良いでしょう。

だから、“そうじ”とは決して会社をキレイにするだけの活動ではありません。

“そうじ”には、人を、そして組織を変える「力」があります。

「各人が本来の持てる力を発揮できるようにし、互いに気持ち良く仕事ができるようにする力」が、「そうじの力」なのです。

 

④中小企業に最適な“そうじ”

”そうじ”の効用は、どんな組織に対しも有効ですが、弊社は特に中小企業に焦点を当てています。

実際、弊社のクライアントさんはほとんどが中小企業で、 “そうじ”に取り組むことで、それまでの会社の風土を大きく変えることに成功しています。

なぜ、中小企業に“そうじ”が最適なのか?

たとえば、先代から経営を引き継いだ二代目経営者は、誰しも、「もっと会社を良くしたい。もっと会社を発展させたい」と思うはずです。

ところが、蓋を開けてみると、引き継いだ会社の体質が、旧態依然としたものであることに気づき、愕然とすることも多いでしょう。

そして、「会社を変えるために何かをしなければいけない」と思うものの、「具体的に何をしたらよいのかわからない」という思いで、迷いや焦りを感じることでしょう。

一方の創業経営者は、自分が先頭に立って会社をグイグイ引っ張ってきた。

社員が数人の時代ならば、勢いだけでやってこれたものが、規模が大きくなり、社員が数十人になってくると、なかなか社内のまとまりがとれない。

なんとかしたいと思うものの、何をすればよいのかわからない、と感じることでしょう。

大企業ならば、豊富な経営資源を基に、さまざまなシステムや制度を導入することができるかも知れません。

しかし、中小企業には、そもそも大がかりなものを導入するだけの経営資源がありません。

そこで、“そうじ”です。

 

⑤まとめ

“そうじ”は組織に集う人の「意識」を変えることができます。

“そうじ”は、組織を統べる「仕組み」を変えることができます。

そして、害はまったくありません。お金もかかりません。

だから、小さな組織において、風土を変え、強くしなやかな組織に変えていくのに、“そうじ”は最適な取り組みなのです。

既存事業が堅調であれば、“そうじ”によって組織の力を強くすれば、ますます事業は伸長していくことでしょう。

また、既存の事業の構造を大きく変えたり、新規の事業を立ち上げたりする場合にも、この“そうじ”が大いに役立ちます。

“そうじ”とは、「本質を明らかにし、究めること」なので、現状の問題点がよくあぶり出され、新たな取り組みにチャレンジするにあたっての障壁を取り除くことができるからです。

「組織風土を変えるために何かをしなければいけない」、でも、「具体的に何をしたらよいのか分からない」と思い悩む中小企業の経営者のみなさん。

どうぞ「百利あって一害なし」の“そうじ”に、ぜひ取り組んでみてください。

 

 

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