2020年10月28日

そうじは「気づき」の訓練【そうじの力で組織風土改革】

本日は、服飾卸の鶴岡(株)の「そうじの力」コンサルティング日。

定期的に訪問して、全員参加で環境整備の研修会を行っています。

今回は、埼玉県越谷市にある物流倉庫を舞台にしての研修。

毎回、研修会においては、実際の現場で手足を動かす「実習」をメインのメニューにして進めています。

たとえば、買い物用のカゴがあります。

全体的に色がくすんでいるのですが、実はこれ、素材の色ではなく、汚れがうっすらと覆っているからなのです。

それを、きつく絞った雑巾で磨いていくと、くすみがキレイに落ちて、カゴ本来の色がよみがえります。

買い物カゴを磨く

ここで得られるのは、カゴがキレイになった、ということだけではありません。

「このカゴはこんな色だ」という「思い込み」がいかに間違っているか、という「気づき」が得られるのです。

また、傷を発見して、これまでカゴを乱暴に扱ってきたことに気づくかもしれません。

そして、今後はもっと大切にカゴを扱おう、という気持ちになるかもしれません。

もう一つの実習は、商品を陳列してある棚の下部(床面)の掃除。

普段、見える所は掃除をするのでキレイなのですが、このように「見えない所」はどうしても見落としてしまいがち。

実際、棒に巻き付けた雑巾を突っ込んで拭いてみると、大量のホコリやゴミが取れました。

棚の下を拭く

ここでも、得られるものは、汚かった所がキレイになった、ということだけではありません。

見える表面だけでなく、実は見えない奥や裏が重要であるという「気づき」。

これは、物理的なことに限らず、起こっている現象の奥や裏にあることが本当は大事なのだ、ということにもつながります。

こうした「気づき」の感性は、仕事を進める上でもとても大切なことですが、どうやってこの感性を磨くか、という方法論になると、実はあまり良いものがありません。

中には、滝に打たれるとか、火の上を裸足で歩くなどの修行もありますが、一般人が日常で行えるものではありません(笑)。

そんな中で、そうじは、「気づき」の感性を育む、時と場所を選ばず誰もが手軽に実践できる、格好の訓練なのです。

 

 

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