2017年01月18日

社内がモノに溢れているのに、放置されてしまう「2つの理由」【そうじの力で組織風土改革】

社員に毎日「整理整頓をしなさい」と言うものの、なかなか雑然とした環境は良くならない。

どうしてかな?と頭を抱えている社長さんは多いように思います。

社内に溢れている不要なモノたち。それが、なぜ簡単には片付かないのか。

今日はその2つの理由をご説明します。

 

こんにちは。

そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社 株式会社そうじの力

代表取締役・組織変革プロデューサーの小早祥一郎です。

 

三代目社長の覚悟

本日は、東京都杉並区の大悦工務店の環境整備「そうじの力」支援日。

先月より、取り組みがスタートしたばかりです。

地域に根差した営業を続け、依田浩一社長が三代目となる同社。

歴史が長いので、モノもその分溜まっています。

今は会長(お父上)からの溜まりに溜まったモノを、とにかく「捨てる」活動を進めています。

 

1ヵ月ぶりに訪問すると、場所によってはずいぶんとスッキリしてきました。

たとえばこちらは、1か月前の地下倉庫に通じる階段。

階段の半分は何らかの「モノ」で埋まっていましたが…

今回、ちゃんと通れるようになっていました!

聞くと、年末の大掃除として3日間ほど「捨てる」活動をし、2tトラック3台分のゴミが出たとのこと。

 

もちろん、まだまだ手付かずの場所はたくさんあります。

 

前回の研修で、

「毎週水曜日の夕方に30分間活動をしよう」

と決めました。

 

それが4週間きちんと運用できたとのことだったので、

さらに

「毎日10分間”捨てる”活動をする」

ことにしました。

 

「10分で”捨てる”」

をイメージしてもらうために、10分測って実習をやってみます。

短い時間なので、何かが一気に片付くというわけではありません。

それでも予想以上に進むものです。

 

時間と作業量の感覚が一旦掴めると、

「これならできる!」

という気持ちになれます。

 

「これをぜひ続けよう」と、全員一致で決まりました。

 

★さて1年後、どのように変化したでしょう?驚きのアフターはこちら!(↓)

 

 

モノに溢れているのに、手が付かず放置されてしまう「2つの理由」

 

さて、上の写真を見て、

「どうしてこんな状態になるまで放っておいたんだ?」

とお感じになる方もいるかもしれません。

 

社内がモノで溢れているのに、手が付かずそのままになってしまうのには2つ理由があります。

 

ひとつ目は、

「経営者にとって”重要なもの”、”緊急を要するもの”と認識されていないから」。

そしてふたつ目は、

「いったん手を付けてしまうと面倒だとわかっているから」。

 

ひとつひとつ説明していきます。

 

 

1.経営者にとって「重要なもの」「緊急を要するもの」と認識されていないから

 

社内がモノで溢れていても、日々の業務は回っていきます。

 

・いつも使うものの置き場はわかっている

・いざという時社内をひっくり返せば必要なモノが必ず出てくる安心感がある

・緊急かつ重要な案件が、他に山ほどある

・社内が乱雑でも、我が社は儲かっている

 

このような状態であれば、

「今困っているわけではないのだから、わざわざ整理整頓をする必要性はない」

と感じてしまうのも無理はありません。

 

しかし、このように考えてみるとどうでしょうか?

 

・いつも使うものの置き場はわかっている

→ほかの人は「不便だな、どうにかならないかな」とストレスを溜めているかもしれません。

 

・いざという時社内をひっくり返せば必要なモノが必ず出てくる安心感がある

→100%見つからないので、新たに購入することになります。

 

・緊急かつ重要な案件が、他に山ほどある

→そもそも社内がそんな状態で、案件を「緊急度」「重要度」に分けて管理できているでしょうか?

 

・社内が乱雑でも、我が社は儲かっている

→どうして儲かっているのでしょう?外部要因が大きくないでしょうか?分析はできているでしょうか?

 

 

「今困っているわけではないのだから、わざわざ整理整頓をする必要性はない」

 

逆です。

 

経営環境は、日々荒波の中にあります。

明日同じ日が来るとは限らない、社長はそれを常に考えていなければなりません。

 

いつ我が社を取り巻く環境が変化するかわからないからこそ、

「明日困ったとき、迅速な決断ができるように、常に整理整頓をしておく必要がある」

のです。

 

 

2.いったん手を付けてしまうと面倒だとわかっているから

 

「社内の整理をしよう!」と思い立った時、一旦手を付けると、あなたは愕然とするでしょう。

あまりにも「自分一人では判断できない」ものの多さに気が付くからです。

 

・誰かに聞こうにも、誰の所有物なのかわからない。

・社長自身が現場にいるわけではないので、どんな業務に使われるものなのかもわからない。

・どのような判断で「残す」「処分する」が決められているのかもわからない。

 

そんなものに一人で対峙すると、人は早々に「もういいや」となってしまうものです。

そもそも、自分に対してメリットがあるわけでもないのに、そんな「面倒くさいこと」を皆に一緒にやってくれと呼びかけるのも大変なことです。

 

結果として、

「どうしてこんな状態になるまで放っておいたんだ?」

が生まれてくるのです。

 

「面倒だけど、なんとかしたい」が環境整備を始めるタイミング!

 

大悦工務店は、中野区の(株)小河原建設の取り組みを見て、

「我が社もなんとかしたい!」

と、「面倒」な環境整備に取り組むことに決めました。

 

そして、

「自分たちで始めるには、どこから手を付けていいかわからない」

と我が社にご相談くださいました。

 

・何から手を付けるか

・どのように進めていくか

・合意形成の取り方をどうすればいいか

・活動時間はどうするか

…考えることは山ほど出てきます。

 

「たかが整理整頓」と高をくくってしまうと、活動は容易に挫折します。

 

我が社も取り組んでみたいけど、どうしたら良いのかわからない…

 

お悩みでしたら、ご相談だけでもお気軽になさってくださいね。

 

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