2017年02月07日
楽しく環境整備を続けるためには○○を組むこと!|TOY BOX
本日は、大阪府枚方市のテニススクール、tenniseggくずは((株)TOYBOX)の環境整備「そうじの力」支援日。
全員参加での整理・整頓・清掃の活動が始まって、8ヵ月ほどが経ちました。
2ヶ月に一回訪問して、研修を行っています。
同社では、スタッフがシフトで勤務しているため、全員が同時に集まることが困難です。
そのため各人が空いている時間帯に活動しているのですが、その際、一人でやらずにペアを組んで行っています。
一人でやるのは寂しいものです。
また、ペアを組んで”そうじ”(=環境整備)を行うと、「ここ、汚れてない?」とか、「ここはもっとこうした方が分かりやすいよね」というような気づきが高まるのです。
もとより、”そうじ”はキレイにすることが目的ではありません。
”そうじ”の目的は
・「気づき」を高め
・行動力を養い
・コミュニケーションを活性化させること。
だから、一人でやるより、仲間と一緒にやることが大切なのです。
現場巡回をしてみると、随分と色々なことが進んできました。
事務所のファイルはキチンと定位置化されています。
テニスコート脇にあるベンチにも定位置化のためのマーキングが。
皆さんが、それぞれ工夫して環境整備に取り組んでいることが分かります。
もちろん、まだまだ課題はたくさんあります。
私はいつも研修の際、実習を取り入れています。
“そうじ”の大きな目的である「気づき」を得るために、実習は効果的です。
たとえば、個人管理の書類。
同社では各人がひとつのボックスを持ち、そこに個人管理の書類を入れているのですが、どうしても溜まってきてしまいます。
そこで、それぞれのボックスの中身をいったん全部出して、整理する実習をしてもらいました。
あるいは、トイレの間仕切りの上部。ここにホコリが溜まるのです。雑巾で拭いてもらい、そのホコリを確かめてもらいました。
「見えない所」の汚れを意識することが、「気づき」の感度を上げる訓練になります。
同社の良いところは、何といっても明るいところ。
研修中も、明るい冗談や笑顔が絶えません。
この調子で、どんどん楽しんで環境整備を進化させていってほしいです。
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