2017年02月08日
日々の行動の積み重ねが会社を改革していく!|西村ジョイ
本日は、香川県を本拠として県内外に11店舗のホームセンターを展開する西村ジョイ(株)の環境整備「そうじの力」の支援日。
毎月1回、全店舗の店長やリーダー層を集めて研修会を行っています。
この活動は、決して美化活動、つまり表面の見栄えを良くする活動ではありません。
環境整備によって、「気づく力を養う」→「行動力を養う」→「チームワークを養う」ことが目的です。私は、毎回のように、このことを講義しています。
今回は観音寺店が舞台。
現場を巡回すると、ずいぶんと取り組みが進んでいることに驚きました。
たとえば、木材売場。木材を陳列してある棚の裏は、たいていオガクズで汚れているものです。
しかし、観音寺店の裏側は見事にキレイです。
その木材売場に隣接する工作室。ここもまたキレイなのです。
工具類はきちんと整頓されています。
驚いたのは、木材をカットする電動ノコギリの裏側です。ここは通常、オガクズが山盛りになっているところですが、ここも塵一つないのです。
これには他店からの参加者はビックリ!
私もビックリです。
これは付け焼刃で出来ることではありません。
おそらく、担当者がこまめにそうじをしている結果でしょう。
こうした、日々の小さな積み重ねが、結局は会社を大きく変えていくことになると思うのです。
さて、研修会においては、私は現場巡回と実習を大切にしています。
環境整備は現場がすべてです。いくら座学をやったところで、実践につながらなければ意味がありません。
幟やPOPの整頓がひとつのテーマだったので、その置場を参加者みんなで見ながら、現状と課題を共有化しました。
産廃の捨て方についても、どのように捨てれば効率が良く見栄えも良いのか、みなさんで意見を出し合いました。
そして、最後に実習です。
「そうじをする際に、棚の下もしっかりとそうじする」という原則があります。
それを、建材売場を題材にして実習しました。ホウキなどを什器の下に潜り込ませて、奥の汚れを掻き出してキレイにしていきます。
11店舗を展開し、一店舗あたりの面積も広く、取り扱う商品アイテムも多数の同社ゆえ、まだまだ課題はたくさんあります。
しかし、こうした小さな行動を積み重ねてゆけば、いずれすごいホームセンターになることは間違いありません。