2017年02月10日
「気づきの感度を高める=洞察力を高める」ということ|エース・コーポレーション
本日は、東京都港区にある不動産業、(株)エース・コーポレーションの環境整備「そうじの力」の支援日。
全員参加で、事務所内の整理・整頓・清掃を進めています。
不動産業の場合、いちばんかさばるのは書類です。日々溜まっていく書類を、どう処理していくかが、一番の課題です。
おかげさまで、ずいぶんと整ってきました。
毎回、訪問すると、まずは前回の宿題事項の進捗と現状の確認を行います。
掲示物については、あちこちに貼らずに、一か所にまとめたほうが抜け落ちがなく、分かりやすいですよ、とアドバイスしました。
環境整備の目的のひとつは、「気づき」の感度を高めることです。
たとえば机の上に書類が山ほど積んである状況では、そこに大事な書類が置いてあっても気づかないかも知れません。
机上をクリアにすれば、すぐに気づきます。
同様に、「清掃」も、「気づき」を高めるとても良い訓練になります。
清掃とは、「掃く、拭く、磨く」ということ。今回、あらためて清掃のレクチャーを行いました。
まずは、雑巾の絞り方。
雑巾の絞り方にも、理にかなった「原則」があります。
これに従うことで、よりキレイに固く絞ることができるのです。
そして、清掃のコツは、何といっても「見えない所」を重点的に行うこと。
たとえば、椅子の脚などは、普段見ているようで見ていない所です。
ということで、さっそく、実習をしてもらいました。
こうした「見えない所」を清掃することで、「なるほど、ここはこんなにも汚れるのだな」という「気づき」を得ることができます。
「気づき」の感度が高まることは、「一見問題に見えること」の裏に隠れた「真の課題」を見つける洞察力を高めることに繋がっていきます。
この調子で、今後も整理・整頓・清掃を進めて、「気づき」の感度をどんどん高めていって欲しいと思います。
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