2017年06月21日
部署を越えて協力し合う文化づくり!(株)日本工業社「そうじの力」
本日は、東京都中央区のオフィスサポート業(株)日本工業社の支援日。
同社は複数の企業ビル内にある「プリントサービスセンター」に常駐し、社員証の発行や名刺・パンフレット等の作成、複合機の管理など、印刷に関わる様々なサポート業を行っています。
そのため、社員全員が一堂に集まる機会が少なく、なかなか”部署間の横の繋がり”を作りにくい環境の中、研修では各部署からメンバーが集まり、毎月1回活動報告会&実習をしています。
巡回のようす
今回は2人で業務をしている部署での研修。
忙しい仕事の合間を縫って、2人でコツコツと整理整頓を進めています。
クリップが増えすぎないようにする定量管理の工夫
しかしながら「なかなか少人数・少ない時間では手が回らず、後手後手になってしまっている箇所がある」ということで、今回は集まったメンバー全員で「整理の手伝いをする」実習を行うことにしました。
別の部署のメンバーが、てきぱきと手伝ってくれ、あっという間に整理が進んでいきます。
米田社長(写真中央)も、各部署の部長も、積極的に参加しています。
今までなかなか手をつけられなかった要因の一つに、「部署移動してしまった人が残していったものが必要なのかどうかわからない」というものがありました。
以前同部署に勤務していたメンバーが、「自分がいた時は、こういうタイミングで使っていたんだよ」と話してくれました。
「そうだったんだ」「でももう型がちょっと古いね」「今使えるのかな?」「それなら新しいのに買い替えしようよ」…。
”みんなで整理をする”ことで、人の仕事の歴史や想いに触れ、その上で不要なものは合意をもって手放すことができます。
ただ「捨てる」より時間は少しかかりますが、この積み重ねが「報告・連絡・相談」のトレーニングであり、“そうしやすい場と関係性をつくる”文化づくりのように思います。
実習終了後、ミーティングのようす
早速「他の部署でも時間をとってやろうよ!」「うちの部署が協力しに行きます」と声が上がりました。
”そうじ”を通じて、縦(上司・部下、役職者・社員)や横(部署・部門間)の風通しが良くなっていっています。
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そうじ(3S活動・環境整備)に明るく・楽しく取り組む企業の活動事例を、スタッフブログでご紹介しております♪
下記よりどうぞご覧ください(^∀^)。
<代表小早のブログ>
<良い社風具現化プロデューサー飯塚のブログ>