2017年09月22日

「できたこと」にフォーカスする

研修の場で、3つの約束ごとをしています。

一つ目は「時間を守る」。

二つ目は「仲間を責めない」。

そして三つ目が「”できたこと”にフォーカスする」ことです。

先日、この三つ目の実践を体感しました。

 

生後二か月の息子を、4時間だけ保育園に預ける「一時保育」を利用してきました。

息子にとっては初めて全く面識の無い人にお世話をしてもらう経験です。

3時間おきにおっぱいを飲む息子。4時間預けるので、哺乳を1回だけはさみます。

いつもはおっぱいで過ごしている息子が、粉ミルクを20分かけて120ml飲めることを事前に家で確認し、当日ミルクを持参して保育園に行きました。

4時間後迎えに行った息子は、抱っこされながらスヤスヤ寝ていました。

緊張しただろうな、よく頑張ったなと息子を受け取ると、保育士さんが「お腹がすいていると思うので早めにおっぱいを欲しがると思います」とのこと。

聞いてみると、お腹が空いたと泣き出したのでミルクを作って与えたところ、ちょっと哺乳瓶を吸って大泣き。

温めなおしたりして、1時間かけて30mlしか飲むことができなかったのでした。

 

緊張して30mlしか飲めなかったのか、息子に申し訳ないことをしたな…と顔を曇らせた私に、保育士さんは「30ml”も”飲めました」と笑顔で仰ってくれました。

 

確かに、全くミルクを飲めなかったわけではないのです。

慣れない環境で、1時間をかけて必死で30mlも飲むことができたのです。

 

「30ml”しか”飲めなかった」と「30ml”も”飲めました」。

 

この捉え方が、まさに「”できなかったこと”にフォーカスする」と「”できたこと”にフォーカスする」の違いそのものじゃないか…!と実感したのでした。

 

言葉ひとつで相手の気持ちが変わる。

自分自身も「”できたこと”にフォーカスする」訓練を重ねていきたいなと思う出来事でした。

 

 

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