2017年02月07日
ねばねば呪縛からの解放!②
私自身、かなり”ねばねば呪縛”に囚われている傾向がありました(今でもあります)。
例えば、「評価査定でお給料UPするよー」と会社から言ってもらったとき、皆さんはどう感じるでしょうか?
多くは「やったー!評価されて嬉しい!もっと頑張ろう♪」と思うのではないでしょうか。
私の場合は、評価された嬉しさはあるものの「上がってしまった…もっと頑張ら”ねば”ならないのか…」と勝手に重圧を感じていました。
また別の場面。
目標設定の講義にて、講師の先生が、「あなたは近所の山、富士山、エベレスト、どの山を登りますか?」と問いかけました。
”どの山を登るも自由だけど、ゴールを明確にしないと、人生をさまようことになるよ”ということを伝えたかったのではないかと思います。
ところがこの言葉から、私は「エベレストを目指す”べき”なのだ」と感じてしまったのでした。
エベレストに本当に登りたい!と思っているのであれば問題はないのですが、そもそも”登山”がしたいのかすら明確でない状態で(実は心の底では泳ぎに行きたいと思っていたとか…)、山登りの準備を始めてしまった日には大変です。
途中まで夢中で登ってみたはいいものの、ふとしたきっかけで「なんで山に登ってるんだろう…」と思ってしまったとき、”本当はどうしたいのか、どうしたかったのか”に立ち止まってしまうのです。
”ねばねば呪縛”からの解放は、「自立」に向け取り組みたい課題です。