【第199号】愚直にやり続けることが会社を良くする|(株)マツバラ

そうじの力だより第199号支援事例紹介愚直にやり続けることが会社を良くする~成功に近道なし~岐阜県関市の鋳造業(株)マツバラで、「おそうじパワーアップ活動」が行われています。弊社のお手伝いで、この活動がスタートしたのは、20103月。つまり、12年間続けてきたということです。オギャー!と生まれた赤ん坊が小学校を卒業する歳月です。鋳造工場は、火花と粉塵の舞う、過酷な環境です。ここで、整理・整頓・清掃の活動を続けるのがいかに大変かは、現場の社員さんたちが一番よくわかっています。スタート当時、松原史尚社長が、全社員に向けて発した宣言文に、こうあります。『平成二二年四月、経営の最重要課題として、全社一丸のそうじに取り組むことを宣言する。技術、品質、安全、納期、環境、営業、全ての基本はそうじにあると心得て、未来永遠に取り組む課題として位置づける。・毎日、いつも、こつこつと、必ず実施すること。ごみの山、埃の山は、宝の山と心得よ。・研いているのは職場でなく自身の心と心得よ。・誰かがやるではなく、自分が行うことをモットーとする。・見えない場所こそ率先して実施すること。』振り返ってみると、確かにコツコツと続けてきました。12年間も続けていると、時にはマンネリ感も出てきますし、誰もが率先してやっているというわけではない、という現実もあります。それでも、やめずに続けてきた。その分だけ成果が出ているのも、否定のできない事実です。鋳造の鋳型を作る造型係は、以前は劣等生でした。職場は汚く、改善も進みませんでした。ところが、今期に入り、雰囲気がガラッと変わってきました。活動掲示板を作り、そこに取り組むべきタスクを明記したことで、係員全員のやることが明確になりました。実際、以前はこぼれた砂が山盛りになっていたフロアが、今では見違えるほどキレイになっています。砂の堆積がなく、ホウキで掃いた跡が彼らの努力を物語っています。また、高温でドロドロに溶けた鉄の湯を、鋳型に流し込む溶解係では、作業をするターンテーブルの周囲をキレイに維持しています。ターンテーブルには、飛び散ったりこぼれたりした鉄の湯を安全に吸収するための砂が敷かれています。放っておくと、この砂が周囲に巻き散らかされて、砂だらけになってしまうのですが、こまめに掃き掃除をすることで、清潔に保たれています。製品の品質を検査する検査係では、以前は、作業に使う工具が、ボックスにグチャグチャに入れられており、なかなか改善が進みませんでした。しかし今は、工具を壁掛け式にして、使いやすいようにしています。そして、切削加工係。ここは、加工機から飛び散るミストのような切削油で、機械や床面が汚れます。今期は、加工機をピカピカにすることを方針に掲げて取り組んでいます。おかげで、以前は黒ずんでいた加工機の表面は真っ白に輝き、床面も、こうして元のライトグリーンの色を取り戻しつつあります。続けていけば、紆余曲折はあっても、必ず会社は良くなる、というお手本が、この(株)マツバラです。   (小早)今月の読書から『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』鳥集徹 著~コロナに関わった現場の医師の証言~ 町医者として、1200人以上のコロナ患者を受け入れ、3000人に対してワクチン接種した医師の証言。〈(ワクチン接種の意義について)応急処置としては短期的に成功した可能性がある。〉〈ただ、長期的に見た場合の評価はまったく違います。ましてや3回目のブースター接種とか、イスラエルのように4回目を打つといった話になってくると、はっきり言って訳がわかりません。スパイクタンパクで抗体を強烈に誘導し続けて、人体の免疫系は本当に大丈夫なんでしょうか。〉〈はっきり言って、何回も打つべきではないです。言葉は悪いですが、覚せい剤みたいなもので、1回打ったらやめられず、何回も何回も打つことになるでしょう。なぜかって、打っても早晩、抗体量が下がるから。イタチごっこなんです。〉〈「よそでワクチンを打って、2~3週間して調子が悪い」と訴える人も後を絶たず、大変なことになっています。(中略)倦怠感、集中力の低下、めまい、頭痛、関節痛、手足のしびれですね。(中略)ワクチン後遺症は、60歳以下の若い人に多いんです。〉〈私も最初は、「高齢者には仕方がない」と思いながら打ったんです。(中略)打ち始めてから半年経って、情報が増えて、考えが変わりました。mRNAワクチンは、若者だけでなく、高齢者にも打ちません。今は高齢者にも3回目の接種をしないように呼び掛けています。〉〈私はワクチン反対派でも推進派でもなくて、懐疑派というか、どちらかというと不要論者なんです。だって、当院では1200人以上ものコロナ患者さんにかかわってきたのに、この1年半、スタッフは誰一人コロナに感染しなかった。〉〈私は(ワクチンを)打ったんだけど、打たなかったスタッフも結構いるんです。(中略)なのに、私だけでなく、スタッフは誰一人かからなかった〉〈コロナで死ぬリスクがきわめて低い大学生に打つなんて、私の中では考えられないんです。〉〈子どもは誰のために打つんですか?おじいちゃん、おばあちゃんのために打つんですか?その理由もよくわからない。にもかかわらず、頻度は少ないかもしれないけれど、一定の確率で強烈な副反応が起きる。免疫反応は多様で、百人百様だから、誰に何が起きるかわかならい。だけどね、そもそもそこまでして、ワクチンを打たなきゃならない相手ですか?普通に元気な子どもは、コロナに感染しても死なないでしょ。〉〈そもそも、スウェーデンがやろうとしたように、感染することは決して悪いことではないんです。(中略)微量のウィルスや微生物を浴びながら、自然に免疫を鍛える方がいいんです。〉  (小早)株式会社そうじの力 そうじで組織と人を磨く、日本で唯一の研修会社弊社は“そうじ=環境整備”を通じた「企業風土改革」を支援します。講義、実習、チームミーティング、計画作り、現場検証を通じて、社長と社員の意識改革を図り、健全な企業風土作りをお手伝いします。支援期間は1年から。毎月1回訪問を原則としますが、状況とご要望に応じて、プログラムをオーダーメイドします。また各種団体向けの講演のご依頼も受け付けております。(全国対応)そうじの力だより第199号 2022(令和4)年2月1日発行 発行者:小早 祥一郎(株式会社そうじの力 代表取締役)370-0078 群馬県高崎市上小鳥町307-1 TEL:050-3709-2333   FAX:050-6868-2721   メール:info@soujinochikara.com